2012年2月 1日 (水)

雪国へ。

みなさん、お久しぶりです。

この写真は宮崎ではなく、宮城。実家に帰ってきました。

宮崎は寒い寒いと言いつつも雪なんかなかったしダウンの中にセーターまでは要らなかったので宮城の寒さにビックリ。

しかもウチは震災でナナメになっちゃってるので隙間風があるんだと思う。いつもより廊下の冷たさが堪えます。

それでも、まあ、みんな元気で良かった。

今回帰ってきたのはお休みだったわけじゃなくておばあちゃんの体調がすぐれなかったからですが、何とか大丈夫みたい。

おばあちゃんの温かい頬に触れてお話することができて、本当に、とてもよかったです。

弟も帰省していて一緒にお見舞いに行ったんだけど、彼はおばあちゃんにすごく長い手紙を書いて来ていて…いつの間に書いたのか、優しいところがあるなあと思いました。

おばあちゃん、聞こえたかな。きっと伝わっているよね。

あたしはおばあちゃんに赤ちゃんが出来たことを報告しました。

あたしは妊娠してからずっと、豆太郎があたしには似ずにできるだけ勘ちゃんに似ますようにって思っていたんだけれど、飛行機や新幹線の中でおばあちゃんのことを考えているうちに、そうか、おばあちゃんがいなかったら豆太郎もこの世にいなかったのか、命はつながっているんだなあと今更ながら感じさせられました。

そう思ったら豆太郎はあたしだけのものじゃなくて本当に大切な存在で、おばあちゃんが残してくれているものはかけがえがないものばかりで…感謝の気持ちでいっぱいになります。

おばあちゃん、おばあちゃん。

いつだって無条件に愛してくれて、褒めてくれて、励ましてくれて…どうもありがとう。

こんなに長生きしていてくれて嬉しいよ。愛しているよ。

今回帰省を決めたのは前の日で、飛行機もバタバタと取ってとりあえずの着替えだけバッグに詰めて…って感じだったんだけど、勘ちゃんやその家族もみんな心配してくれて、急のことなのにばあちゃん達が空港まで送ってくれたり、本当に嬉しかったです。どうもありがとう。

あたしは長旅でちょっと腰痛が再燃してしまって、毎日お父さんに針をしてもらっています。施術の直後はそんなに変わらないんだけれど次の日の朝がとても楽。このまま良くなってくれるといいんだけどなあ。

テレビでやってるような豪雪じゃないけれど、外は雪が積もっていてとっても寒く、あたしはほとんど家の中で過ごしています。豆太郎やカヨちゃん、翼がこの雪を見たら喜ぶんだろうけどなあ。いつか連れて来よう。

明日はまたおばあちゃんのお見舞いに行ってきます。寒いし乾燥しているから風邪をひかないようにしなくっちゃ。

ではみなさんも、いい夜を。

おやすみなさい。

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2012年1月26日 (木)

社会復帰。テヘ。


みなさん、こんばんは!

お久しぶりです。私は今週から仕事に復帰して何とかやっています。

この写真はまだ寝たきりのときのものです。

天の可愛らしさよりもおでこが薄く写っててビックリ(笑)。

慌てて鏡で確かめちゃった。アハハ。

あたしの左側の白いのはジャムで、寒い朝は3匹ともベッド付近に寝ています。

でもお昼くらいには陽の当たるベランダに猫族大移動するんですが。

こうして寝たきりの写真を見ると猫だらけで毎日ゴロゴロして楽しそうだなと思いますが、やっぱりつわりはきつかった~。

今は夜がまだキツイので仕事から帰って来てから日によってダウンしています。

久しぶりのお仕事は伊村さんに気を使ってもらってデスクワークばっかりなのですが、それはそれで腰にくるんですね。今日は木曜なのでもうだんだん慣れてきましたが勘ちゃんにお灸してもらっています。

それにほぼ1ヶ月パジャマかジャージかヨガパンツしか履いていなかったあたしは会社用のズボンが入らなくなっていることに気がついてビックリ。

………これ、元に戻るんだろうか???

フックの間は3センチかそこらだと思うんだけど、それが閉まらない。

たかが3センチ、されど3センチ。恐るべし。。。

まあ、豆太郎が順調に成長してるってことなんでしょう。

ほんの少しの間しか着ないマタニティ服は買いたくないけれど、つわりがまだ完璧じゃないのもあってちょっとでも締めつけ感のあるお洋服ってとっても苦しい。

特にタイツはピッタリしてるとお腹が大変。でも寒いしねー。早目に購入しとけばよかった。

でもアレですね、つわりの時ってもう何にも構ってられないくらい気持ちが悪くて、マタニティ服のことなんか全然気にかけていられないんですね。…というか、自分の体調のことと子供のこと以外、今まで興味のあったあらゆることから頭が離れていっちゃう。

唯一ヨガの養成と健康体操教室だけは続けていましたが、英語や読書は全然でした。

そうそう、お休みしていたときにテレビを見ていたんですが、BSって健康食品とか美容商品のCMがすっごい多いの!

勘ちゃんに「こんなに繰り返し放送されたら買っちゃうよね~。あたしあのスチームの掃除機凄いと思ったよ」と言ったら「じゃろじゃろ、スチームは欲しくなるがねー。あれウチにあるよ」だって!

この家ホント何でもあるのね。ビックリw(゚o゚)w

なんでも、じいちゃんがやっぱりテレビショッピングで欲しくなっちゃって購入したんだとか。

「まだ1回も使っちょらんかい、こっちの部屋に持ってこよう」と、勘ちゃんがじいちゃんの部屋から持って来てくれたのですが、確かに部品が多くてコードもささなきゃないし面倒くさい。

わりと前に買ったと思われる新品同様の商品でしたが、私達もその時1回しか使っていません。。。

でも「ベアミネラル」とか「パーフェクトワン」とか「えがおのブルーベリー」とか数ある商品の中で「スチーム掃除機」に目が行くなんて、そして手に入れたら興味を失ってしまうなんて…また1つあたしとじいちゃんの共通点が増えてしまいました。

さて、明日も仕事です。

検査結果が山と溜まっていて恐ろしいほどでした。「でした」というか、消化している真っ最中なのですが。。。

伊村さんはあたしが休んでから現場に出ることも多くて忙しそう。

悪いなあと思いつつ「ほらあたしの仕事も大変でしょう」的な気持ちもあります(笑)

み「もう、あたしに任せっぱなしにしてたから~」

伊「何が任せっぱなしだ!お前の仕事だろ!」

アハハ。伊村さんったら!(◎´∀`)ノ

でも本当にありがたいなあと思います。

自分に余裕がなくて、寒い中遠くまで行って暗くなってから肌もカッサカサで全身臭くなりながらようやく農場から帰って来るような時や、1日200頭超えの採血ノルマがあった時、1日8回シャワーを浴びなきゃなかった時はいつも「辞めてやる」と呪いのように唱えていたものですが、こうして体調に合わせて働かせてもらえると「いい会社だな」と思います。

ふふふ、ゲンキンですね!

今日は夜も体調が良くて良かった。明日もいい1日でありますように。

とっても寒いのでみなさんも体に気をつけてくださいね~!

ではおやすみなさい。

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2012年1月19日 (木)

毎日かあさん




我が家でこういうことをするのはゴロだけです。

このグラスの中には小さな観葉植物が入っていたのですが、「ねこ草」を用意していても他の草も気になるんですね。

ちょっとカチンと来たけれど、まあ、触られるところに置いといたのが悪いんだと思って片付けました。

こちらは天とゴロ。

一見可愛らしいでしょう?

まるで仲良しの兄弟のようではないですか。

でも全然違うんです。

目を離すと…

トラか!ってくらい攻撃的。

天も一応威嚇し返しますが、いつも負けてこのハンモックから降りてきます。

せっかく寝ているところをこうして邪魔しに行くゴロにあたしはつい声を荒げてしまいます。

「ゴローッッッ!」

怒られ慣れているゴロは鶴の一声ですぐにおとなしくなります。

でも一瞬。

すぐにまたガオーッって写真に戻ります。

はあ。

実は昨日、例によってゴロにベランダの鉢植えを引っくり返されて、あたしは具合が悪いのと疲れていたのとですっかりガッカリしてしまいました。

片付けようか、具合のいいときまで放置してしまおうか…しばし考えたのですが鉢植えも可哀想だし片付けることにしました。

するとゴロが寄って来てあたしが集めてる土をトイレの砂をかくような仕草で散らし、邪魔をしてきます。

あたしはもうイライラしてゴロのお尻をパチン!

一旦は逃げるフリをするゴロですがもう一度戻ってきてあたしと一緒に砂遊びをしようとします。

それであたしはもう一回ゴロのお尻をパチン!

………こんなにイライラしながら片付けなくても勘ちゃんは「よかよ俺がするかい」って言ってくれるのは分かっているのに、ゴロを叩いてしまったことでますます自分にイライラして泣きながら片付けました。

その後はもうブルーっていうか、パニックみたいに悲しくなっちゃって。

あたしはきっといい母親にはなれないな、と。

ゴロは根に持ったりせずすぐに甘えてきてくれるけど、これが子供だったらきっとあたしのことをすぐに嫌いになっちゃうだろうな。

勘ちゃんはいつも「猫に言っても分からんかい」と言って声を荒げることもありません。仕事でも「豚に怒っても仕方ねえやろ」と言って、若い子がカーッとなって豚を叩きそうな時、それを制しています。自分の子供達のことも叩いたりするのを見たことがない(叩かれるようなこともしないんだろうけど)。

あたしの子供はきっと勘ちゃんのことばっかり大好きになるんだろうなー、と今からそんな気がします。

泣ける。

この吐き気やめまいがなくなったら「生まれる前からクヨクヨしてないであたしも笑って頑張ろう!」とか思えるんだろうか。

ばあちゃんが野菜を持って来てくれた時「赤ちゃん生まれてもあたしイライラしたらどうしよう」って言ったら「赤ちゃんが泣き通しだとお母さんでもイライラするもんだよ、そういう時は預かってあげるから連れておいで」と言ってくれて、本当に嬉しくてまた泣けました。

赤ちゃんが生まれるって未知すぎて心配ばっかり。

でも勘ちゃんが言うように楽しいことの方が多い…といいなと思います。

人生、本当にいろいろあるなあ。

夕べこんなにあたしをパニックにさせたゴロは今朝起きるとちゃっかりあたしの隣で枕までして寝ていました。

ゴロ、あんなところに鉢植え置いたのに怒ってごめんね…子供が生まれたらそういう低姿勢が必要なんだろうな。

でも…ゴロよりはお利口な子が生まれてくるといいなあ(笑)

まあとりあえずは無事に健康に…それだけですね。

ふう。

それではみなさんもよい夜を。おやすみなさい。

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2012年1月17日 (火)

穏やかで衝撃的な一日

これ、ワン太のお散歩の途中で見つけたタンポポなんだけど、雑草感100%のわりには白く可憐で可愛いですよね~!

もうそんな時期!?…1月中旬ですが九州は暖かいのねー。ゴキブリに気をつけなくちゃ。

このタンポポ、あたしはスッカリ「ニホンタンポポ」だと思っていましたが、「~シロバナタンポポ」なんだって。「~」にはいくつか種類があるらしい。

前に書いたことがあると思うんだけど、「シーズーおばあちゃん」っていたじゃない?

前のアパートに住んでいたとき、会社の帰り道でオカッパの女の子をおんぶしているおばあちゃんが小学生を迎えに道路端に出ていたんだけど、おばあちゃんが小学生と一緒に家に入って行こうとしたらおばあちゃんの後ろにシーズーが立ち乗りしてたのが見えたって話。

あれはねー、衝撃だった。

妹かと思ったの、その小学生の。だっておばあちゃんの肩越しに小学生を見てるんだもの。おばあちゃんもおばあちゃんで、ちゃんと後ろ手に手を組んでシッカリ足場を作ってあげてるわけ!

そしてその光景を疑問に思うことなく迎え入れられていく小学生。

いや、衝撃でしたわ。

でも今日はそれ以上に衝撃的なおじさんを見たので紹介しようと思います。

噂には聞いていたんです。勘ちゃんが興奮して言ってきたから。

その時は嘘だと思って笑い飛ばしたんですが、でもねー、実際目を疑いました。

写真を撮れなかったのが残念。(撮れても勝手にアップできないよね)

今日、勘ちゃんと車に乗っていたら何だかフワフワしたおじさんがいたんです。

それであたしも勘ちゃんもついそのおじさんをじっと見てしまったわけなんだけど、なんとおじさん、両肩に鶏を乗っけて散歩しているの!

鶏たちも特に違和感なくバランス取って乗っているんですね。「普通ですけど」みたいな空気まとっちゃって!

あたしも勘ちゃんも「!!!!!Σ(゚д゚;)」と言葉を失い、もう大爆笑!

「ちょっと!戻って!写真撮りたい!」

「俺も戻りたいけど不自然やろ!無理や!」

…とまあ、そんな会話をして名残惜しみつつその場を(まあ、車だからササッとね)離れたわけなんですが、あたしはその後の勘ちゃんの発言にビックリ!

勘「いや~、噂には聞いていたけど本当にいたね~」だって!

み「いやいや、噂してたのはアンタでしょうが。こないだ興奮してすごいの見たとか言ってたじゃないの!」

勘「…???(゚0゚)ハッ! じゃったじゃった!こないだ見つけてみきに言ったんやった!」

エェ━━((゜Д゜Uu))━━!?!?!?

こんな衝撃的なもの見て、それ忘れられるもんなの!?

しかも何、さっきの「初めて見た~!」みたいなリアクションは!?

忘れればあんなリアクションまで取れちゃうもんなの!?

何ていうか…いや、みなさんに聞きたい。どう思いますか?鶏おじさんと勘ちゃん、どっちがアレだと思いますか!?

あたしゃどっちもどっちだと思いますよ。でも勘ちゃんはすっごく得な性格(?記憶力)だとは思います。二度も三度も楽しめるんだもんねー。

しかし衝撃的だった。

鶏おじさんの驚きを勘ちゃんと分かち合おうと思った矢先、更にどんでん返された感がありました。

まあ、楽しい一日ですね。夫に一抹の不安を感じつつも楽しい一日になって良かったです。

アハハ。

ではみなさんもよい1日を。おやすみなさい。

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2012年1月16日 (月)

なんて言ってるの?

あたしが勘ちゃんと結婚してよかったと思うことの1つに、勘ちゃんの家族の存在があります。

そういうのって努力してもどうにかなるってことも少ないし、一般的には離婚の原因とかになり得るだけに、こればっかりは本当に恵まれているなあと感謝しちゃうことばかりです。

あたしがつわりで寝ているときも買い物に連れて行ってくれたり、カボチャの甘煮を作ってきてくれたり、柿を持って来てくれたり…でも何よりもあたしに子供が出来たこと、その子の成長(エコー写真)を見に来たりして本当に喜んでくれることがすっごく嬉しいです。

じいちゃん、ばあちゃん、いつもありがとう。

あたしは最近元気なときは犬の散歩をするんだけれど、なにしろ豚舎や牛舎の密集地帯なもんでホント匂いが耐え切れず、途中で吐いちゃったこともある(迷惑だよね)。

なのでお散歩の条件は体調が良く、かつ風向きがいいことなんです。

それでこないだ「今日はどうかな」と外に出ていたら、薪割りをしていたばあちゃんがあたしを見つけて話しかけてくれて、しばらく外で日向ぼっこしました。

ば「あんた毎日きつそうやね、つらいよねー。今日はどんげね?」

全く、寝てばかりのあたしと薪割りしてるばあちゃん…恥ずかしくなってきますね。

み「うん、今日はちょっと良くなくて、やっぱり吐き気がするよ」

そうしてるうちにじいちゃんが帰って来てあたしを見つけ、

じ「おーぃ、今日はよかと?具合はどうね?」と叫んでくれました。

み「うーん、あんまり良くない」と答えると

じ「ほうかほうか、そりゃ良かった」とじいちゃん!Σ(゚д゚;)

するとばあちゃんがすかさず

ば「じいさんはなんも聞こえちょらんとに返事をしたね」だって(笑)

アハハ、じいちゃんらしい(笑)。ばあちゃんと大笑いしました。

勘ちゃんも「じいちゃんらしいね」と言って笑っていました。

…まあ、そういうことで最近は犬の散歩はもっぱら勘ちゃんがしてくれているのですが、スパイス君って、ワンとは吠えないんだけれど喜んで何か言うんです。

最近じゃジャンプしながら首を曲げて「クォンクォン」と繰り返します(≧∇≦)

それがあんまり面白いのであたしと勘ちゃんは毎日どちらかが「今日スパイス何だって?」と聞いては聞かれたほうがそのモノマネをする、っていうのが習慣になっているんです。

でもあたしは具合が悪いとつい

勘「今日スパイス何か言ってた?」

み「ううん、何も言ってない」

とすかしてしまうんですが…(勘ちゃんごめん)。

それでこないだ、また昼間スパイスを見に行ったら鶏に餌をやりにばあちゃんが来て(本当に働き者だよね…)

ば「スパイスはお利口やねえ。一番お利口や」とスパイスを撫でてくれました。

スパイスは上機嫌でクォンクォン言っています。するとばあちゃん、

ば「スパイス、何だって?」と聞いてくるじゃないですか!

え!?(゚0゚) なぜそのフレーズを!?

よく分からないままあたしは大袈裟にならないように「…?クォンクォン、だって」と手振りをつけて真似て見せました。

するとばあちゃん、

ば「いや、そりゃそう聞こえるけど、何で鳴いちょるのって。散歩ね?ご飯ね?」

!!!!!!!(゚ロ゚屮)屮  そりゃそうだ!

ばあちゃんがあたしにスパイスのモノマネを欲するわけないじゃん!

もう、伊村さん語録を借りるならばガビチョーンでした。

アハハ。愉快な勘ちゃん一家(笑)。

しかしアレですね、スパイス君とゴロは「怪物君」の狼男に似ていますよね。目が三角なの(笑)。ゴロの目は勘ちゃんが凄く気にしていていつも目薬を点してくれていますが、あんまり良くなりません。目やにはもう殆どないから良くはなっているんだろうけれど。

ランは皮の首輪をすぐに引きちぎってしまうから今は鎖で繋がれているんだけれど、お散歩のときにすっごく胸郭を膨らませて呼吸するから心配になってこないだ病院に行ってきました。レントゲンも撮ったけれど結局なんでもなくて、これからは胴輪でお散歩するってことで様子を見ることになりました。

マルは近所に欲しいって方がいたらしいんだけど、なかなか取りに来ないのでこのまままだ家で飼っています。でもずっといてくれていいくらい可愛い(笑)!ランは絶対に「オテ」しないのにマルがしておやつをもらっていると一緒になって「オテ」をしちゃうんです。ちょっと気が強いけれど、まあ教育係になってくれてるし、マルは一番普通っぽいっていうか犬っぽいっていうか、ともかく可愛いです。

フフフ。お散歩は大変なときもあるけど、「犬を散歩する」ってのは小さい頃からの夢だったからね、それを思い出すとやっぱり嬉しいことです。みんないてくれて嬉しい。

それでは今日はこの辺で。

みなさんもいい夜を。おやすみなさい。

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2012年1月15日 (日)

八つ当たりの日々

今日は勘ちゃんとハンズマンに行ってきました。

お花が色とりどりでとても可愛らしかった!

なるほど、お花には人を癒す効果があるのね~!こんなにそう思ったのは久しぶり。

いつもはお店に入ると色んな匂いがするので目的のものを買うか買わないかのうちに吐き気がして帰ってきてしまうのですが今日は比較的大丈夫でした。

つわりの時は人に頼ったり甘えたりしなさい、ってよく言われるけれど、あたしは勘ちゃんにほぼ頼りっぱなしです。

初期はイライラして八つ当たりすることが多かったなあ、と今日このお花を見てそう思い、自分の気持ちが大分落ち着いてきたことを知りました。

例えば、あたしの最大の敵はご飯(おかずも含む)だったわけです。もう、臭くて臭くて耐えられない。なので食事は一切作らず、勘ちゃんが寒い台所で作ってくれていたのです。そうしてせっかく作ってくれたご飯も食べられないことがとても多くて、食べても食べなくても気持ちが悪いその状況に八つ当たり…。

それでも勘ちゃんはキレることなく「じゃあおにぎり握ろうか?」と…(ノω・、)

よく考えれば1日働いて帰ってきて勘ちゃんだって疲れているはずなのに、彼は絶対に「疲れた」とか言わないんです。それでご飯作ったり洗い物したりお風呂掃除したりしてくれて…。

勘ちゃんは毎日1杯か2杯、ウイスキーを炭酸で割ったやつか焼酎のお湯割りかを飲むんですが、それがあたしは気に食わなくて「人が具合悪いのにお酒なんか飲んで!」とまた八つ当たり(笑)

それでも勘ちゃんは「おう、ごめん、そうやね」と…。

毎日あたしがクヨクヨしてて、今思えばいい加減にしろよって思うような時でも、「きついね、大丈夫?」と妊娠読本に書いてあるような模範的な夫。

なのに勘ちゃんがお風呂で「釣恋人(つれんど、っていう釣り雑誌)」を読んでいるのがもうあたしは許せなくて「子供生まれたら釣りなんか行けなくなるんだから釣竿なんて全部捨てちゃえば!」と、まるで理不尽な仕打ち…(;;;´Д`)

それでも勘ちゃんは笑いながら雑誌を「週刊文春」と取り替えて…。

本当に器が大きいなあと思います。というか、あたしの人間性が疑われます…ヾ(;´Д`A

ちょっと便秘気味だったり喉が痛かったり、全部自分の都合というか機嫌で勘ちゃんに当たってしまっていたんですね。あと歯磨きしないで寝ちゃった後、起きてから不機嫌になったり(とばっちり)。勘ちゃんがいいこと言ってくれてももう素直に受け取れないの。「じゃあ勘ちゃんが産めば!」とか言ってしまう始末。

でも友達はみんな口を揃えて「みきちゃんが八つ当たりしてる姿、容易に想像できる」と言います。

え。

そう?普段からあたしこんなだったっけ(・_・)エッ....?

確かに昔も勘ちゃんとケンカしたとき馬乗りになって口の周りのひげを抜いたことがあったっけ…。一体何にそこまで怒っていたんだろう???

ハテハテ???←いい加減

でもだんだん妊娠に対する不安な気持ちも落ち着いてきて、つわりもいい時間きつい時間ってのが分かってきて、食べ物もこういうのなら大丈夫ってのが分かってくると余裕が出てきて、調子のいい時間に家事をしようとかアレを買いだめて置こうとか生活が自分の手に負えるようになってきます。

すると勘ちゃんに対する思いやりもやっと復活してきて、彼の言うことが素直に聞けるようになってきました。

例えば「そういうのだけじゃなく野菜も食べた方がいいんじゃない?」と言われても「うん、じゃあお味噌汁で食べようかな」とか。

「お腹ちょっとずつ出てきたね?」と言われても「うん、ご飯食べた後だともっとだよ」とか。

あたしは太っていた時期も下腹部は出ても胃の部分が出たことはなかったんですが、今は胃からお腹が出ています。おならが出ないときなんて本当にパンパンで目を疑ってしまうほど!赤ちゃんは小さいのにあたしの体は変わっていくんですねー。

こないだ勘ちゃんがあたしのお腹を見て「どんどん宝物が増えるねえ」と言って、あたしは不覚にも涙ぐんでしまいました。

何ていうか、こういう風に親身に共感できる人がいることってすごく、幸せなんだなって思う。

きっとあたしは今まで本当に我がままで、「我」が凄く大事だったんだと思う。

他の人と自分を比べて一喜一憂することも多かったし、大事な人に「我」を認めてもらわないと自己を確立できない気がしてた。赤ちゃんが出来たら自分の赤ちゃんなのに、勘ちゃんの愛情を全部取られちゃうって不安に思ったり。

でも、今は他の家族や夫婦と比べなくても、特別じゃない当たり前のことを幸せと思えるし、家族の中で自分が1番にならなくても、きっとジャムたちのように生まれてくる赤ちゃんのことを自分より大事に思えるんだろうって思う。

いつも自分のことは二の次で、それでも幸せそうにしてくれてる勘ちゃんを改めて大事だなあ、懐が深いなあと思います。

勘ちゃん、いつも威張ったり泣いてばかりでごめんね。八つ当たりはほどほどにしてあたしも頑張るね。

あ~ぁ、情緒の安定した勘ちゃん似の子供が生まれて来ますように。

しかもスルッと生まれてきてくれたら言うことないんだけどな(笑)

勘ちゃんのためにも早くつわりが終わってくれますように。アハハ。

ではみなさんも、よい夜を。

おやすみなさい。

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2012年1月14日 (土)

ジャムーーーーーーッッッ!!!

ジャジャジャ、ジャムのっ!

あたしの大好きな大切なジャムのっ!!!

オシリに穴がーーーーーーーっΣ(゚□゚(゚□゚*)!!!

いや、お尻にはそりゃ穴は開いてるもんだけど、違うんです!

肛門嚢が…破裂!?しちゃったようなのです。(;ω;)

犬の肛門腺(スカンクの臭い袋と同じやつ)は時々絞ったりすることがあるけど、何、あれ猫にもあるの!?絞ったりするべきだったの!?

この姿を見つけたときはそりゃもう驚いて驚いてつわりも一瞬にして吹っ飛びました。いや実際泣きそうだった。

でもまあ外傷っぽいし幸いジャムは写真の通り食欲もあって元気もあったので一晩待ってから病院へ。(夜間病院なんてこの辺じゃないしね)

すると予想通り肛門嚢の破裂でした。

ジャムは高齢だし肥満だし便秘気味だから詰まっちゃったらしい。普通分泌物は便と一緒に出てくるらしいんだけど、反対側の肛門腺を絞ってもらったところころっとした黒いのが出てきました。固形なので出てきにくいんだって。

病院では塗り薬と、感染予防に飲み薬をもらってきました。

薬を塗るんだけれどジャムは気にしてペロペロ。

毛も大分抜けているからきっと肛門嚢が張ってきてから自分で舐めて破裂というか、皮膚を壊死させたんじゃないかしら…。

今はもう乾燥して治ってきましたが、パックリと開いた穴は本当に衝撃的で…この疾病自体はそんなに大騒ぎすることじゃないんですが、何ていうのかな、「高齢」というのがすごく現実味を持って迫ってきて、すごく息苦しい気持ちになりました。

病院に行く途中も車嫌いのジャムに「あと何分だよ」と言い続け、「痛いことされたらあたしが先生を怒るからね」と話しかけ(結局反対側を絞られたとき痛かったみたいだけど)、何度も「愛しているよ」と言い続けたのですが、いちいち返事を返してくるジャムが健気で健気で…( ´;ω;`)ブワッ

ジャムー。

年を取っちゃ嫌だよー。

体重もちょっと減っていて、そういう「高齢」の兆しがあたしはとても怖い。

ジャムー。一等大好きなんだよー。

いつも一緒に寝ていてくれたことも、もしかして具合悪かったのかなと思ったり。

あたしが妊娠した時にウチのお母さんが「2人目を妊娠した時、絶対にこの子(1人目)より可愛いわけないって思うんだけど、生まれてみるとどっちもすっごく可愛いのよ」って言っていてふーん、と思ったけれど、ペットも一緒ですね。

どの子も本当に可愛くて、一番大事。

特に猫たちは家の中で一緒に暮らしているだけあって余計に絆があります。

病気も老いもすごく怖い。

一匹にお金をかけるんじゃなくて多くの捨て猫を助けられたら、って思うこともあるけれど、飼っていたらもうその子が捨て猫だなんてとても思えないんですよね。大切で大切で、家族過ぎて大好き過ぎて、死んじゃったらなんて思うとたまらない。

ペットを飼う上でその死っていうのは覚悟しておかなくちゃいけないんだけれど、あたしは年々依存心の方が強くなってしまっています。

ジャムー。

ずっとあたしと一緒にいてくれたジャム。

いつからかあたしのアパートに来るようになったジャム。階段を上ってよく来たね。始めは灰色だったからあやちんと一緒に洗ったんだよ。

冬に富良野のペットと泊まれるペンションに一緒に行ったね。あの黄緑色のトイレを車に積んで、二階建てのペンション。雪が降っていたね。覚えているかな。

去勢は大学の繁殖実習で、あたしの1つ年上の学年にやってもらったっけ。ジャムは怒って、立ち会っていたあたしを噛んで、あたしは貧血で倒れちゃって2人でヘロヘロになりながら帰ったね。

国家試験の勉強中もいつも膝の上にいて、あたしは蛍光ペンで耳をピンクに縁取ったことがあったね。ジャム、おとなしかったから。ごめんね。

あたしがラブやハチを部屋で飼ったときも我慢してくれてありがとう。

あたしが出張で大家さんに餌をお願いするとすぐにストレスでハゲを作っちゃっていたジャム。ごめんね、できるだけ一緒にいようね。

ジャムのおかげでどんなに笑ったろう。勇気付けられたろう。ふわふわの毛皮でどれだけ涙をぬぐってくれただろう。

ジャム、大好きなのよ。かけがえがないの。どうかいつまでも元気でいてね。

大好きなジャム。優しくておおらかなあたしの宝物。

早く良くなってね。小さなことでもとても心配してしまう。

こんなに愛しているよ。

ジャムがずっとずっと元気でいてくれますように。

この先ずっと、ジャムの毎日が楽しくありますように。

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2012年1月 7日 (土)

ネコ猫☆ハーレム


ジャムからも新年の挨拶がしたいということですので場を設けさせていただきます。

ほら、ジャムいいよ。何て言うの?

「新年明けましておめでとうございます」

「本年もよろしくお願い致します」

…(^-^;ジャムー、頭が低いねえ。お利口だねえ。

ジャムは本当にお利口でお行儀も良くて、なのでつわりの時はいつもジャムをギューっと抱いてフワフワのお腹に顔を埋めて耐えています。

ジャムはいつもじーっと抱かれていてくれて、「トイレ行って来るから待っててね」って言ってもちゃんと待っててくれる。

しかも全然臭くないんですね。あたしは食べ物の臭いだけじゃなく、パジャマの柔軟剤の臭いや勘ちゃんのひげの臭いも全部ダメになったんだけど、ジャムは安心する臭いがして落ち着くんです。そこいくとゴロは口が臭くてダメ(笑)←子猫用の餌だから?

それにジャムはお布団に誰かが寝ているときその上を走り回ったりせず、静かに近寄ってきて両手で腰をモミモミしてくれたり、全く親孝行なんですね。天やゴロはお構いなしにあたしの上を追いかけっこしたりするんだけど。

ここ1ヶ月くらいあたしは寝たきりの生活をしていたわけですが、朝になると猫が3匹ともお布団の中に入ってて、しかも色んなところから顔を出してコタツみたいに寝ていたりしてとっても可愛い!これぞハーレム!もう幸せすぎて起きられません(*´ェ`*)

でもオシッコが近くなってすぐに起きちゃうんだけどね(笑)

そんなこんなで家から1歩も出ずに猫とばかりいた日々が続いたのであたしはすっかり猫人になっちゃって、あたし達もネコ語で話すようになりました。

「ニャー」(ただいまー)

「ニャー」(おかえりー)

「ニャー?」(ご飯食べる?)

「ニャン」(ううん)

でも「肌が乾燥するから乾燥しないような入浴剤買わなくちゃね」とかそういうことになると話し慣れた日本語がいいですわ、やっぱり(笑)

つわりはここ2、3日昼間はいい日が続いていて、猫と話す他にも本を読んだりできるようになってきました。このままだんだん治まってくれればいいなあと思うけど、夕方はやっぱりまだ調子が良くないですねー。

昨日はまた検診に行って来ました。10週と6日だって。赤ちゃんは3.7cm。

先生が見やすいようにと書いてくれたおかげで民芸品のような顔の赤ちゃんですが…本物はもうちょっと可愛いと期待したい。

じいちゃん(勘ちゃんの父ちゃん)に見せたら「ほう、男ん子じゃな」だって。

いや、だから顔は先生が…(^-^;

まだまだ小さいけれど、ちゃんと人間らしくつくられていて…神秘的だなあ。

こんな小さな人間があたしのお腹にいるなんて信じられない。童話か何かみたいだよね(笑)。

チビ赤ちゃーん、健康に育っておくれよー。

明日もつわりが軽い1日でありますように。

ではみなさんもよい週末を!おやすみなさい。

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2012年1月 2日 (月)

あなたの中の最良のものを

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人は不合理、非論理、利己的です。

気にすることなく、人を愛しなさい。

あなたが善を行うと利己的な目的でそれをしたと言われるでしょう。

気にすることなく、善を行いなさい。

目的を達しようとするとき邪魔立てする人に出会うでしょう。

気にすることなく、やり遂げなさい。

善い行いをしても、おそらく次の日には忘れられるでしょう。

気にすることなく、し続けなさい。

あなたの正直さと誠実さとが、あなたを傷つけるでしょう。

気にすることなく正直で、誠実であり続けなさい。

あなたが作り上げたものが、壊されるでしょう。

気にすることなく、作り続けなさい。

助けた相手から、恩知らずの仕打ちを受けるでしょう。

気にすることなく、助け続けなさい。

あなたの中の最良のものを、世に与えなさい。

けり返されるかも知れません。

でも、気にすることなく、最良のものを与え続けなさい。

最後に振り返ると、あなたにもわかるはず。


結局は、あなたと内なる神との間のことなのです。

あなたと他の人との間であったことは

一度もなかったのです。

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あたしは人生の苦しい時、何度も何度もマザーテレサに助けられてきました。

あたしが高校生の時に彼女は亡くなって、その時沢山の本が出ました。あたしはそれを何冊か買いこみ、写真を切り抜いて下敷きに挟んでいつも見ていました。

若いあたしは、彼女の言葉のひとつひとつに、その姿勢のひとつひとつに感銘を受けていて、彼女みたいになりたいと思っていました。フフフ。何ともおこがましいけれど、本気で思ってたんですね。

あたしは大学を推薦入試で受かったわけなんですが、その時2冊の本をお守りみたいに持って、雪の降る北海道に初めて足を踏み入れました。

一緒に行ってくれたお母さんはハナから落ちると思っていて、校舎を見た時も「もう二度と来ることもないんだからよく見ておくんだよ」なんて言っていて、ホテルで鏡に向かって面接の練習をするあたしに「Xファイル(TV)が聞こえない」なんてことまで言っていたけれど、あたしはこんなに獣医さんになりたいんだからきっと受かると思っていました。

あたしが持っていた本は「野生動物は今」って写真の本と、「マザーテレサ」。

面接で、後に薬理を教わることになる先生に「北海道ではエゾシカが増えて駆除の対象になっていますがあなたはどう思いますか」って聞かれて、あたしは「メスを捕まえてあたしが避妊手術して殺さなくてもいいようにします」と答えました。フフフ。獣医さんになればそんなことが本当にできると信じていたんですね。

でも、本気で思っていたんです。

あたしは獣医さんになれば何でもできると思ってた。

環境ホルモンもなくせるはずだし、野生動物保護だってできるし、あたしが獣医さんになればその辺で鼻水垂らしてる野良ネコは1匹もいなくなるような気すらしていたんです。

でもそうじゃないってのはわりとすぐに分かりました。

大学では実験動物を使った実習が多くて、小腸の一部を使うだけのために何匹もの命を頂きました。去年もおととしも同じ実習をしていて結果がどうなるかは分かっているのに、あたしの年にもその実習は行われた。あたしは小さくても暖かい動物の命を絶つことに抵抗があっていつも泣いていて、そういう意味ではお互いに不幸せだったと思う。

それに「獣医さん」が万能じゃないってのもよく分かってきた。

環境ホルモンなんて、何人もの研究者がカメノコに付く「ナントカ基」みたいな本当に小さな物質の研究を何年もやって、ようやく1つの物質の働きが分かる…みたいなそんな世界だし、

野生動物保護だってあたしは「保護」と「救護」を混乱して考えていたことが分かって、「保護」ってのは何日も森の中で糞や足跡を観察する孤独で半端ないフィールドワークだし、「救護」だって一旦拾って治療した野生動物を自然に戻すことって自然にとっていろんなリスクがあるってことが分かったし、

治療や予防にお金がかかる犬猫に関しては、飼い主(支払主)のいないものをあたしが治療するなんて全然できないんですね。犬猫の獣医さんっていうのは、家畜の獣医さんと似ている側面があって、ペットを通して人を幸せにする仕事なんです。だから逆に、飼い主教育がとても難しくて、自分の正義感や価値観で自由奔放に治療できるタイプの仕事ではないんです。

そんなこんなで、勉強すればするほど、知れば知るほど、現実は本当に厳しかった。

そんな現実をこのあたしが生きていけるなんていう気には全然ならなくて、あたしは最後まで就職が決まらなかった。

野幌のアパートを解約する手続きをしたものの、次にどこに住むかも決まっていなくて、どこかフラフラとした絶望感があった。ジャムとラブを抱えて路頭に迷うんじゃないかという不安…せっかく獣医さんになれるってのにね(笑)

でも獣医さんにはありがちだと思うなー。「獣医」として生きていこうと思うと、わりに道が狭いのよね。文学部とか教育学部とか出た人の方が選択肢が多かったり…するよね?

ともかく国家試験さえ受かればどうにかなるだろうという打算のもとにお勉強だけは必死にやって、その後内科の先生に勧められた今の会社を受けてみた。

青森で試験があったんだけれども、受験の次の日にはアッサリ合格の電話が。一緒に受けた女性も受かったらしくて彼女からこんな電話が来た。

「こんなにアッサリ受かるなんて採点はしたのかしら?よっぽど獣医師が不足していて誰でもいいんじゃないかしら。私…辞退するわ」

え!( Д) ゚ ゚である。

「ちょっと待って!あんたが嫌ならあたしだって嫌だよ!」そう思ったけれどもう3月も半ば。どこかに決めなくちゃあたしは住む家すらない。

そんな感じでなんだか流されるようにして就職したのです(笑)。

その時のことを伊村さんに言うと、「うん、彼女は勘がいいな」だって!

ともかく無事(?)就職が決まったあたしは駄々をこねて買ってもらったスノーボードセットやもう使わないだろうと判断した生化学の教科書(捨てなきゃよかった)、生活用品、水商売時代の衣装なんかをゼミ室に持ち込んで置き去りにし、大事なものは個人に託すことにした。

あたしは何冊かあったうちの「マザーテレサ」を1冊だけ引っ越しの荷物に入れて、他はあたしの指導教員である荒川先生にあげることにした。彼には小さな女の子がいたからね、彼女にと思って。

すると先生は手を止めて「…君は動物のマザーテレサになりたいって言ってたなあ、これからだなあ」なんて話し始めてくれて、あたしはそんな昔のこと覚えててくれたのかって気持ちや照れもなくそんなこと言ってた若い自分が恥ずかしいような気持ちが混ぜこぜになって戸惑ってしまった。

だって就職だって”牛に吹っ飛ばされて怖くなったので豚”である。しかもところてんのように押し出されるように決まってしまったようなものなのだ。

「いやあ、そんなこと言ってたこともあったけれど、恥ずかしい。彼女は偉大で、自分のことだけでいっぱいいっぱいのあたしには近づくこともできないです」そう言うと先生は

「恥ずかしいことじゃないよ、素晴らしいじゃないか。君をマザーテレサみたいだって言う人は今はいないし、これからだって分からないけれど、君がそうあろうとすることは素晴らしいことじゃないか。娘に本を置いて行ってくれるのも嬉しいよ、ありがとう」、そう言ってくれた。

なんだか、泣きそうだった。

そんな理想、とっくに手放していたのに。色んな事、諦めちゃっていたのに。

あたしは手元に残した1冊の本をもう一度開いて読み返し、獣医さんになれたのも彼女のおかげなんだなあ、頑張らなくっちゃなあと思いました。

卒業旅行ではインドに行きましたが、連日の下痢で彼女の施設には行けませんでした。アハハ、あたしらしいね。

そのあと就職して7年。

豚は相変わらず毎日死んでいて、あたしはやっぱり万能獣医ではなくて、それどころか無力さを感じる日々なんだけど、「豚が1日でも1頭でも幸せでいられるようにしよう」という姿勢だけは、マザーテレサを見習っていこうと思っています。

終わりが見えない活動の中でも希望を失わなかった彼女は本当に愛があると思う。

今は簡単に「彼女のように」なんて言えるほど若くはないんだけれど、当時のあたしは一生懸命で不器用で、どこか切なくて愛しいような気がします。そんな当時のあたしの気持ちを少しでも継いでいってあげたいなあと思う。

また彼女の本を読み返してみよう。

なんだかそう思った1日でした。

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2012年1月 1日 (日)

明けましておめでとうございます

いやあ、お正月ですね。

昨年は大変お世話になりました。本年もよろしくお願いいたします。

写真はばあちゃんが作ったコットンの木。

飾り付けられてはいないけれど、お正月っぽいですよね。

今日は勘ちゃんがお休みなので初詣にでも行こうと思ったのですが結局あたしは行かず、母屋に新年のあいさつをしに行くだけとなりました。

グーグー寝ているわけではないのですが、世間ではこういうのを寝正月というのでしょうなあ。

つわりの間あたしはテレビを見ることが多くなって、特にBSチャンネルを見ています。

中東とかビンラディンとか特集をやっていてなかなか興味深いんです。あたしそういうの疎いから。

あとBSは自然ものが多いんですね。シマウマがライオンに後ろ蹴りするシーンは色んな番組で3回くらい見ました。「シマウマのシマは個の輪郭を消す役目があるんですね」ってコメントも3回くらい聞きました(笑)

外来種のお話も何回かあって、駆除の話が出ていたけれど…でもさ、どうなんだろうね~。

例えばあたしの大学は「タヌキ保護のためのアライグマ駆除」をしていたけれど、せっかく捕獲したアライグマを逃がしちゃう人がいて(たぶん大学外部の愛護団体かな?)みんな苦労していました。

ゼミでは捕獲してきたアライグマを安楽殺して解剖し、寄生虫や胃内容物を調べて病気や食性を調べていたわけなんだけれど、あたしはどうしても殺すのができなかった。

いや、いいんです、偽善と言われてもきれいごとと言われても。出来なかったんですから。

何ていうのかな、確かにアライグマは人がペットとして持ち込んで繁殖してタヌキの生存地を犯してるってのは分かるんだけど、でも、悪いのは持ち込んだ人間であって、そのアライグマ自身にはあたしに殺される理由なんてないじゃない?

生態系を守りたいってのはまるでタヌキの為のようだけれど人間が強くそう思っているだけであってさ。

アライグマにも家族があって、必死に生きてて、それでタヌキに勝っちゃうんだったらまあそれも長い歴史の中ではアリなんじゃないか、っていうか…。そうやって今までもいろんな進化や退化があったんじゃないかな…なんてね、思ってしまうんです。

例えば農作物を荒らされるってんなら人間も生きるためだからなんとなく理解できるけど、「生態系を」ってことは根絶やしでしょう?

「これから気をつけよう」ではダメなのかなあと思っちゃう。

でも大学であった事例のように勝手に人の施設に入って逃がしちゃうのもどうかと思う(笑)。だって解決しないじゃんね。

でもいろんな考えの人がいて話し合った結果今の「生態系保護」が採択されているんだから民主主義ではそれでいいんだろうな。でも養老孟子さんもあたしとおんなじようなことを(虫の話で)言っていたのでちょっと嬉しいです(笑)

なんだかお正月早々重たい(?)話題になっちゃってアレなんだけど…、テレビばっかり見てると話題がなくてそうなっちゃうのね…。

今日は(今日も)早めに身支度を整えて早く寝ます。

明日は勘ちゃんお仕事だって。交代だから仕方がないね。豚君たち、元気だといいなあ。

あたしも早く復活しないとなあ。

ではみなさん、楽しいお正月休みを。おやすみなさい。

 

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