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2008年5月12日 (月)

JJ

昨日の疲れが抜けない…。今日は農場行くのキツイな~!って朝も…

マイペースのJJ(ジャンボ・ジャム)はベッドの中から涼しい顔であたしをお見送り。

「あら!ジャムー!かわいいこと!ジャムったら!ジャムったら!」って思わず抱きしめたくなるんだけれど、

「やめてー!今寝てるのよー!」と、つれない返事…。

「…。いってきまーす…。」←かわいそう。

そんなテンションの低い朝だったんだけれど(笑)、今日は本当に眠くって、午前中は怖くて運転できなかった。だから昼休みに仮眠を取って、回復してからY農場に行ってきた。

ここは成績がいい農場で、だから豚たちもなんとなく穏やか。

今、バイオエタノールが生産されるために、小麦やトウモロコシの値段が上がっているのは、スナック菓子やカップラーメンを食べる人にはおなじみだと思う。それは、家畜の飼料でもおんなじで、濃厚飼料(穀物類)を食べさせて脂肪を作る種類の家畜ー乳牛、肉牛、豚ーは餌代がバカにならない状況にあるのだ。

無駄餌をなくす。

そのため、「肉にならない(病気の)豚は早めに淘汰する」って方向に、どうやらなってきたみたい。

前も書いたように、「何が正しいか」ってのは、その立場によって変わってくる。

同じイスラム教徒でスンニ派とシーア派が対立していることを、あたしみたいな無宗教の人は「どっちでもいいじゃん」って思うかもしれない。「殺しあうなんて」って。

同様に、同じ会社の中で「経営者側」と「飼育者側」がその方針をめぐって意見が食い違ったって、例えば…、例えばだけど、水泳のインストラクターとか、全然関係ないお仕事の人は、「どっちでもいいじゃん」って思うのかも知れない。「食べちゃうんだから」って。

「無駄餌をなくすために淘汰する」

「殺生は嫌いだ、たった3頭が無駄餌というほど食べやしない」

「もしも淘汰するんなら、麻酔を使用して欲しい」

それぞれの立場から見たら、きっと全部、正しいんだと思う。

あたしは、こういう風に違った方針を各々持っていても、それが「辛くて酸っぱくて甘くって美味しい、タイ料理」みたいに調和できれば、いいと思う。

「どうせお肉になっちゃうんだから、どう飼われてどう殺されようと同じじゃないか」

これは本当によく聞く言葉だけれど、豚を飼っている人は絶対に言わない言葉だ。豚飼いは、豚のストレスを減らそうって日々考えている。それがひいては豚の健康につながり、美味しいお肉に繋がるから、どこの農場でだっておんなじだ。

仮に、あたしたちが何か目的があって生きていたとして、それを達成するためなら趣味も娯楽も必要ないじゃない、って言われたらどうだろう?人間にとって「お肉を作る」ことは目的だけれど、豚にとったら「お肉になる」のは結果でしかないのだ。

豚は、半年間、生きている。

「どうせ」じゃない。走ったり、夢を見たりして、生きてるんだ。

餌の時間には、犬と同じように尻尾を振る、そんな感情豊かな生き物なんだ。

だから、同じ会社の中で、「どう成績を出すか」「どうすれば豚のストレスが減るか」、そういうことを、小さいことでも沢山話し合う。

あたしは、違う立場の人が言うことを、モチロン理解は出来るけれど、やっぱり自分の立場からの見解を重視しちゃう。「豚が痛くないこと」を重視してしまう。…でもきっと、それでいいんだろう。それが役割なんだろう。

ごり押しせずに、きちんと理論立てて自分の考えを言えるようにならなくちゃ。

「かわいそう」なことがあっても、泣いたりしないで、強く、強く。

…ま、「いずれ」ね。フフ、今はマイペースに思いっきり喜んだり悲しんだり、そういう風に接していたいワン

なんにせよ、ここの農場はみんな元気で気持ちが良かった。豚も可愛らしく太っていたし、働いている方のスピリッツもとっても素敵で、うん、またパワーをもらうことが出来ました♪

明日は2時間かけて行くN農場!もう早く寝ちゃいます。

JJ!JJ!

大好きなジャムとベッドでゴロゴロ!

1日の疲れがプシューっと抜けていくよ!ジャム!ぎゅう~!おやすみぃ

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