国籍法改正案

今日、国籍法の改正案が成立した。
昨日可決していたんだけれど、やっぱり成立してしまった。
あたしはこのことについてゆうちゃんからメールをもらっていて、それはこの改正案をなんとかして阻止したいっていう旨の、彼女が研修先のパリで知り合った女性から送られてきたメールがもとだった。
あたしはすぐにブログに取り上げたかったんだけれど、自分自身でその法案のことを調べないまま誰かに伝えるっていうのは勘違い女王としてはできないことだし、ブログってのは一応公だから、きちんと自分で納得したかった。…で、今まで取り上げることができなかったのだ。
…今、「国籍法改正案」について書いているけれど、実はこれ2回目で(泣)、さっきまで一生懸命長く長く書いた文章が、多分貼り付けが多くて重たすぎてアップされなかったのだ。
だから、今日はもう疲れちゃって本腰を入れて書く気はしない。
けれどあのメールをもらった次の日から、あたしは1日1冊のペースでそれにまつわる本を読んでおり、わりと関心がある。
そしてその読書の内容は多岐に渡っていて、あたしは心がざわつく日々を過ごした。
まず、「国籍法」について説明すると、日本人と外国人の間に生まれた子どもの国籍取得要件が幾つかあって、両者が結婚していること、もしくは出産前に男性が認知した場合となっており、「結婚をしない出生後の認知」では国籍は認められない。
それを今回の「改正案」では、結婚をしていなくても出生後の認知で日本国籍をあげましょう、というものだ。
日本は「人身売買の監視指定国」にリストアップされているくらい生産業が盛んで、国内はもとより国外にも売春婦を求める。
それによってできた子供が、父親のいないまま経済力のない母親のもとで生きている現実や、出生後に日本に来た子供の父親には妻がいて、その母親と結婚できないが経済的に面倒を見ているといったような場合、その子供は日本語しか話せないのに日本国籍をもらえず、苗字もカタカナで差別の対象となるケースが多い。
だから、改正案で国籍をあげましょう、ってことなんだけれど、けれどこの改正案、大きな落とし穴がある。
成立から3年は年齢制限がないとされているから、35歳の中国人や8歳のタイ人の少女だって「この人がお父さんです」と言い張れば日本国籍を取得することができる。
それには大抵暴力団などの組織が絡んでいて、お金に困っている日本人男性にわずかなお金を渡し、父親だと名乗ってもらいさえすればいいのだ。
この改正案、罰則も非常に緩い。飲酒運転以下である。
あたしは、この何日間か「人身売買」や「臓器売買」についての本も読み、胸糞が悪くて仕方なかった。
それが過去の話じゃないっていうんだから尚更である。
反対派のひとたちは「まとめWIKI」を立ち上げ、周知してもらえるようネット上で呼びかけている。
youtubeにも沢山の動画がアップされている。
この法律がないまでも実際に中国人の妻が日本人の男性に偽装結婚を頼んで逮捕されたりもしている。でもこういうことが表立つのはすごく少ないのだ。
さて、35歳の中国人は犯罪を犯しそうで危険だけれど、8歳のタイの少女だったら受け入れてあげてもいいんじゃない?
って思うのがふつうじゃないかな?
それほど、人身売買っていうのはあたしたち日本人にしてみれば遠く嘘みたいな話なのだ。
確かにその少女の父親が日本にいるのであれば受け入れてあげるのがいいだろう。…でも、そうじゃなかったら?
少女は何の為に両親のもとを離れ、海を渡って日本に来るのか???
この法律には付帯決議として、
〈1〉国籍取得の届け出に疑義がある場合、父親と子供が一緒に写った写真の提出をできる限り求める
〈2〉施行状況を半年ごとに国会に報告し、科学的な確認方法の導入を検討する
っていうのが盛り込まれているけれど、この「科学的な確認方法」にDNA鑑定は民主党に受け入れられなかった。
この案をゴリ押しした「河野太郎さん」は誰かから何かもらっているのかしら???
何はともあれ、そんな改正案が成立されちゃったわけだから闇の組織は万々才だ。
あたしたちはけれどもこの法律を注意深く見守っていかなくちゃならない。
なぜか?
それは、…次回書きますね。
尻切れトンボでごめんなさい。だってさー、集大成がよ、消えたんだよ!?
陰謀じゃなかろうか!?!?
ふふふ。とにかく、希望を捨てないことです。次回紹介する本を、皆さんも読んでみてくださいね~!
では、おやすみなさい。にゃん!
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コメント
こんにちは。アジアのある国にもうすぐ4歳になる男児がいる日本国籍・日本在住の未婚男性です。この法律を、素直に喜んでいます。さまざまな問題も承知していますし、課題の多い法律であるという認識を持っています。あちらにいる女性(子の母親)と結婚すれば解決する国籍上の問題なのでしょうが・・・結婚すらできずにいる情けない父親としては、DNAでも何でも鑑定するからせめて、私と同じ国籍をとらせたいと願っています。国籍が人を幸せにするとは思っていませんが。・・・賛否両論理解できます。本当は、国籍なんかはどうでもいい世の中になって欲しいというのが本音ですが。日本国憲法の性格上、人権を日本国民に限定するのはおかしいのではないかとも感じています。ごめんなさい。こんなコメントをしてしまいました。命や時間、、、心で感じないと見えないものと向き合っているブログだと感じたもので・・・。
投稿: シベリアンハスキー | 2008年12月 6日 (土) 10時33分
シベリアンハスキーさん。
メールをありがとうございます。
私のつたない文章を読んでくださり、こうしてご自身の心境を打ち明けてくださったこと、とても嬉しく感じています。
確かにこの法律は大きな問題を抱えています。日本という国は保守的な気質が強いので、「外国人が日本人になる」といったようなニュアンスのことにはとても敏感で恐れを感じるのだと思います。
ですから、この法律に対しては「いいところ」の報道がとても少ないのでしょうね。
…関心そのものが少ない気もしますが、賛成よりも反対意見は大変多いですよね。
けれどもハスキーさんのような方や、子供ができてから日本人の男性が亡くなってしまった外国人女性の場合は、その子供達の選択性がぐんと広がる法律となったことも確かですから、そこはもっと強調されて良いと思います。
そしてこの「利点」はDNA鑑定等の科学的証拠があれば尚のこと良くなるのだろうと思います。
と言いますのは、このような負の議論が続きますと国籍を取得した子供が疑いの目で見られることも心配されますし、人身売買等の危険も減るのではないかと思うからです。「サッサと決められた改正案」よりも「多くの人に認められた改正案」である方が後の子供達の為に良いような気がするのです。。。
しかし、いくら国籍うんぬんと言っても、血がつながっていなくても養子に迎える場合だってあり、夫婦で犯罪者であれば養子という制度が犯罪に利用される可能性だってなくはないのですから、…なんと言うか、あまり架空の議論を重ねても水掛け論のようになってしまいますよね。
わたしも勉強不足で至らないところばかりですが、ハスキーさんのような立場の方からご指南いただければ真ん中の視点で物事を見れるようになるかと存じます。
是非またご意見を聞かせてください。
そして最後になりましたが、4歳のお子様について国籍が取得可能になった旨、おめでとうございます!
投稿: jam | 2008年12月 7日 (日) 19時45分