旅行・地域

2012年5月23日 (水)

与論島☆3日目

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みなさん、こんばんは!

与論島3日目、あたし達はまた「シャロン農園」に来てランチとデザートを楽しみました♪

こちらはパッションフルーツのアイス。奥に見えてるのがハイビスカスのシャーベット。

パスタセットも美味しかったし、絶対また来たい!と思う場所でした。ここ、民宿もしているらしいのでもし行かれる方は是非おススメしますよ~っ!

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↑井上陽水みたいになってる勘ちゃん。アハハ。

与論島は本当に小さな島なので、ガイドブックには「1泊2日で十分」なんて書いてあったりします。確かに車なら一周30分もあれば回れちゃうんです。

でも行きも帰りも飛行機の時間が昼くらいなので、海に入ったりするんであればやっぱり2泊3日は欲しいところですね。スキューバするならもっと居たいかも!

2日目のマリンスポーツは「TANDYマリン」の鬼塚さんがホテルまで送迎してくれたり船で連れまわしてくれたりしたのでレンタカーは必要なかったので、結局レンタカーを借りたのは最終日の午前中だけでした。

島を一周して、トロピカルフルーツのジャムや島バナナなどのお土産を物色したり、城跡を見たり。

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鍾乳洞にも行きました。

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それから「ゆんぬ・あーどぅる焼」っていう窯元で陶器を買ったり。(写真は後でアップしますね)

ここの焼き物、本当に綺麗で、もう簡単には買えないって思うと何でもかんでも欲しくなっちゃう。でも陶器って少しずつ集めるのが楽しいし思い出になるんだろうと、そこをグッと我慢していくつかのお皿とお茶碗なんかを買いました。

こんな風にして時間はあっという間に過ぎ去り、先に紹介した「シャロン農園」でご飯を食べて空港へ。

のんびりしているんだけどすごく充実してて、思い出すとやっぱりまた行きたいなあと思います。

与論島って6000人くらいしか住んでいないのに小学校は3つあるし、中学も高校もあって、病院も3つくらいあるらしい。図書館も立派なのがあったし、プールまであった。

わりと住みやすいんじゃないかなあ。牛も沢山いるし(でも豚はいないらしいから仕事がないか)。

飛行機は2時半くらいだったので3時半くらいにはもう鹿児島に着きました。どこまで走っても続く道路に本州(って言っても九州だけど)の広さを実感。

帰ってくると現実感がすごくて、夢のような3日間でした。

でもワンたちもニャンたちも大はしゃぎで、「う~んやっぱり日常もいいもんだよな」なんて思ってしまいます(笑)

勘ちゃんが一緒だとどこにいても楽しい。豆が生まれたら2人っきりじゃなくなっちゃって、あたしはそれがすごく寂しいんだけれど、でももしかするともっと楽しい日々になるかも!

自然や食べ物に感謝して、お互いの健康を支えあって、ささやかでも嬉しいこと、楽しいことを共感しあえる家族を作っていけたらいいなあ。

2人っきりの旅行は終わってしまったけれど、でも日常の中でそんな楽しみを見つけていこうと思います。勘ちゃんの目下の楽しみは豆が生まれることだって!

フフフ。嬉しいなあ。(豆がよく寝るおりこうな子でありますように)

それではみなさんもよい夜を。

おやすみなさい。

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2012年5月22日 (火)

与論島☆2日目

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みなさん、こんばんは!

今日は「健康体操教室」の最後のレッスンでした。

このお腹でインストラクターとは…なんていうか、アレだね、ちょっと恥ずかしいね。

もう前屈や捻り系はぜんぜん出来ないけれど、でも適度に動かすのはやっぱり気持ちがいいもんだなあ!

豆を娩出したらまた復帰するのでよろしくお願いします♪

さて、今日は与論島の2日目!

この日もいいお天気で、あたし達は無駄に早く起きてしまう癖に感謝しつつ海辺を散歩したり、ホテルの周りをウロウロしたり。朝から紫外線が凄かったけど、それもまた一興です。

あたしは「シャロン農園」ってところに行って島バナナアイスを食べたかったので、地図を見ながら歩いて行くことに。

途中大回り(遠回り?)しつつようやく辿り着いた農園は緑が本当に綺麗で、アリスがお茶でもしていそうな空間でした。

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こんな可愛い入れ物に入って来るんです!しかも1個200円!

朝ごはんのすぐ後だったのと病院から言われてる体重制限を気にして2人で1個食べました。アッサリしていてホント、ペロリでした♪

ここでは奥さんがアロエのゼリーとかアテモヤ(森のアイスクリームって言われてるフルーツ)を「今期最後だから」ってサービスしてくれたり、本当にいい気持ちで過ごすことができました。アテモヤ、食べてみたかったんだ~。

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強烈に甘くて超クリーミー!(ドリアンほどじゃないけど)とても美味しい高級フルーツですが、この島では比較的安価で購入できるようです。

そこからまた歩いてホテルに帰るんですが、物凄いナメクジを発見しました!

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もうナメクジじゃないみたい!こんなでっかくて硬いのは本州には…いるんだろうか?

勘ちゃんは「ワーッ!」っと言って離れて行ってしまいました。←あたしが持って追いかけてくると思ってる(笑)。そんなことしないっつーの!

午後からは与論島に来たメインイベント!

「百合が浜」に上陸しました!

「百合が浜」は引き潮のときだけに出現する砂浜です。だからあたしは何年も前から与論島に来たかったんだけど、このタイミングが難しくて今回ようやく叶ったというわけなんです。お天気も良くて、ホント良かった~♪

与論島って珊瑚でできた島なんだけど、百合が浜の砂もとっても綺麗。星砂とか太陽の砂とかがあって、それを年の数だけ探すと幸せになれるとか!

…その為には予めジップロックの用意が必要ですね。

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見てください、このウネウネ。朝までは海底だったんですよー。

波が作る自然の造形。美しいですね。感動しました。

この後は調子に乗ってシュノーケリング。魚がじゃんじゃん寄ってきます。

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ああ、来て良かった!スキューバしなくてもこんな浅瀬で十分楽しめました。 

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モルディブの透明度は凄かったけど、ここの透明度も負けていません。あたしが国内で潜った中では一番かも。しかも潮の流れが緩やかで安心感が大きいんですね。

おススメします!奄美諸島!(特に与論島!)

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GWとは思えない気温&水温。…豆、寒くなかったよね?

この後は船釣りまでしてとことんマリンスポーツを楽しみました。亀もそこいらじゅうにいましたよー!

でも釣りってやっぱあたしには向いてないわ~。なんか可哀想になっちゃってね。いや、美味しく頂いたけど。

この日の夜ご飯もお寿司屋さんで「島魚の握り」を頂きました。

珍しいお魚や貝が色とりどりで写真に撮らなかったのが残念。でも2人とももうクッタクタだったんです。

でもそんな疲れも気持ちいい。

星空の下を2人で手を繋いでホテルまでテクテク帰る途中、涙が出そうなほど幸せを感じました。…勘ちゃんは片手にあたし、もう片手には缶ビールだったのであたしほど感極まった感はなかった様だけど(笑)

ともかくあたしは長年の夢が叶い、悔いがないほど満喫できました。

さて、明日は3日目ですね。でも夜は用事があるのでもしかしたらアップできないかも。

そしたら明後日くらいにアップします。

ではみなさんもよい夜を。

おやすみなさい。

 

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2012年5月21日 (月)

与論島☆1日目

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みなさんこんにちは!

今日の宮崎は曇りで金環日食はみれませんでした。みなさんの地域はどうでしたか!?

あたしは今日お休みで歯医者さんに行く予定だったのですが日食を見ようと思って勘ちゃんと同じ時間に起きました。

でも曇ってて全然見えなかったので二度寝…しよう、とよっぽど思ったのですが頑張ってそのまま起きて、与論島の写真の整理をすることにしました。

あたしと勘ちゃんは別々にカメラを持っていて、勘ちゃんのカメラはいいカメラなの容量が大きすぎて一度ResizeしないとCDに焼けません。

さらにあたしのカメラは水中で使って壊れちゃった(また!!!)のでカメラから直接取り込むことが出来ません。

しかもあたしのPCはCDが入らないから勘ちゃんのPCを借りないといけなくて、つまりすっごく面倒だったってことです。

でも今朝でやり終えたのでほっと一息♪

一仕事終えるってのは嬉しいもんですね。

では与論島二人旅の写真をいくつか紹介します。

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与論島は鹿児島県最南端の島で、すぐ隣は沖縄です。

フェリーも飛行機も1日1便出ています。もちろん安いのはフェリーですが、社会人のあたし達は時間が取れず、飛行機で行くしかありませんでした。

「JALダイナミックパッケージ」を利用して真ん中くらいの価格のところに決めたのですが、直前にそこのホテルのボイラーの調子が悪いってことですぐ隣のホテルをご用意しますと電話が来ました。

「…ボイラーの調子が…???」とちょっと不安に思ったのですが、着いてみると経営は同じホテルらしく、どっちもそれなりに歴史あるというか、年季のあるというか、まあ、そういうホテルでした。

でもロケーションは最高!徒歩30秒でうっつくしいビーチです!!!

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早速泳ぎに行く勘ちゃん。

このビーチでは(多分地元の)子供達が何人か遊んでいました。

ここの右側、プライベートビーチみたいになってる小さなビーチが2つあって、あたしはそこを探検!

すると素敵な岩場があって、幻想的なマタニティ・フォトを撮る事が出来ました♪P5050236

勘ちゃんと2人っきりの旅行がしたい!と思って行ったんだけど、話題になるのは豆のこと。今2人の関心の中心は豆太郎です。(勘ちゃんは魚釣りかもしれないけれど)

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この日は銀座商店街っていう与論島のメインストリートでお祭りをやっていて、夕方からはそこをぶらぶらすることに。

繁華街はホテルから徒歩500mくらいだと思うんだけど、道もすぐに覚えられちゃうくらい、本当に小さな島なんです。周囲23kmだって。

超~いい天気で百合やハイビスカスが咲き誇ってて、もうとにかく雰囲気がのんびりとしていて本当に気持ちいい。

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与論島、沖縄返還前は大分観光で賑わってたみたいなんだけど、今はどこも落ち着いています。あたし個人はどんな離島よりもここに来て見たかったんだけど、でもお土産屋さんで埃を被った貝の工芸品なんかを見るとちょっと寂しいですね。

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すぐにビールを買っちゃう勘ちゃん。

お祭りも小さくて、100~200mくらいの商店街の両脇に露店が並んでいる感じでした。

でも活気はすごい!

子供が沢山いて、ああ、あたしの子供のときもこんなだったなーと思うような、どこかノスタルジックな感じ。

あたしは貝の工芸品を買いました。このイヤリングとブレスレット。

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イヤリングはなんと500円。ブレスレットは「800」の上から「500」と書いてあって、更に「半額でいいよ」だって!ビックリ。

そうしたら勘ちゃんが「んじゃ俺も買おう」と買って、おそろいになりました。

お店のおばあちゃんは「それね、(貝が台座から)取れるから、そしたらボンドでくっ付ければすぐ直るからね」だって(笑)。

勘ちゃんは1個取れてもいいように大き目のやつを買って1個予備に取っておいて、自分で詰めてはめていたけど、案の定その日のうちに予備が活躍することに(笑)。

でも天然ものだからね、あたしはそういうのも好きです。

この日は「シビ」とかいうお魚を食べたり、島ラッキョウの天麩羅を食べたりしました。

島のお料理は殆ど沖縄な感じです。

島の人たちの方言は韓国語以上に分かりませんでした。面白い!

それでこの日の夜は青山指圧院の先生に来てもらって2人でマッサージをしてもらったんだけど、ナントこの日を境にあたしの腰痛が軽減しています。

まったく島だからと侮れない!名医がいるもんですねー。

すっごく充実した1日でした。

次の日はお目当ての百合が浜です。興奮してたけど疲れてアッサリ眠ってしまいました(笑)。ふふふ。

では2日目はまた明日。(書けるかな?)

みなさんもよい夜を。おやすみなさい。

   

 

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2011年4月20日 (水)

モルディブ6日目!アナフィラキシー!

夕べからちょっと肌荒れかと思っていたんだけれど。

朝、違和感で目が覚めて…。

目が覚めたのに目が開かなくて…。

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顔がパンパンに腫れちゃってました!!!

もうビックリ!

なんか写真だと正面だけだしそう変ってなく見えるかもだけど、横から見たらね、鼻がないの!おでこと鼻の…つまり目の間の部分が超盛り上がってて、ほっぺたの一番高いはずの場所にエクボが出来て目の下やほっぺの下のほうが高くなっちゃっていました。

しかもこの写真は氷で冷やした後なのでちょっと腫れが引いた状態なんだけど、MAXの時は瞼の高さがホント鼻くらいまであったんじゃないかしら!

しかも感覚が変なの。

触っているのに触られてないような…普通の皮膚って言うより、なんだろう、カマボコみたいな弾力が恐ろしかった。つまめないんだもの。

朝起きてこれだからね、誰よりも驚いたのは勘ちゃんでしょうなあ(笑)!

あたしは一気にテンションが下がって、シュノーケリングどころかレストランへも行きたくない気持ちになっちゃいました。

レストランではモハメドさんが残念そうな顔で「ゴー ホスピタルね」とか言って、他のモルディブ人も続々集まってきてみんな残念そうな顔で「ワオ…。マーレ、ホスピタル」とか言ってくれてさ、でも何も解決しないっていう…(笑)

で、何でこんなになっちゃったのかって、あたしには検討がついておりました。

アレですよ、マンタのときのクラゲだか珊瑚だかオコゼだかとにかく海の危険生物ですよ!

ちょっと光っちゃって見難いけど、広範囲で皮膚が硬化して夏みかんの皮みたいになっちゃってるのが分かるでしょうか?

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しかも椅子の跡かなんかが取れていませんよね。浮腫ですな。

これ、裏のほうまであって、しかもそれとは別の細かいぷつぷつがシュノーケリングの時右足の太腿にもできちゃっていたんですよね。

それは桟橋や水中コテージの柱にちょっと擦れただけだったんだけど、それであんなにぷつぷつになったってことはそれが2回目の(過剰な)抗体誘導を引き起こしたのでしょうか? 

まあ、とにかくきっとこれです。

なんか痒さもそうだけど寒気的なものとか、全身性な反応の感じがしたもの。

あーあ、です。

でもこのときはまだ夏みかんからきていると確信していたわけではなくて、全身に細かい発疹もあったし、この顔や発疹は蕁麻疹ですぐに治るんじゃないか、とかね、いろいろ考えていました。

で、頼る人のいないあたしはシノさんのところへ。

シノ「わ!どうしたの?今日は日焼けも海も止めときなよ!」

ミキ「これどうしてかな?クラゲじゃない?」

シノ「う~ん、こないだ日本人のお客さんでやっぱり腫れたって言ってた人いたけどねー、どうしてかはわかんないなあ」

ミキ「分かった。とりあえず冷やすわ!」

勘「じゃあ俺はシュノーケリングしてくるよ!」←そういう人だよね

帰って来てからトッコに「それムーンフェイスってやつでアナフィラキシーの症状じゃん!」って言われ、さっそくアナフィラキシーをググってみたところ…あったあった!海の危険生物アレルギー!

アナフィラキシーってのは、アレルギーの最たる症状で、蜂に刺されたり海老を食べたりして呼吸困難になる人がいるでしょう?あんな感じです。つまり過剰に生産された抗体が自分の体を攻撃しちゃうんですね。酷いときにはショック(急激な血圧低下)で亡くなる方もいるようです。あたしも成田空港のクリニックで早速受診したところ、「腫れが呼吸器にこなくて良かったですね」って言われました。

幸い私はそのあと抗ヒスタミン剤を服用してたら2~3日で治りました(わりと長いよね)。

やっぱウェットスーツは長袖長ズボンがいいわ。

トッコもあたしも「2回目刺されたら死んじゃうんじゃないか」って心配してたけど、伊村さんは「2回目だからアナフィラキシーになったんじゃないの?」って見解だそうです。

まあ、でもともかく危険ですな。養蜂場の人とか向けに「エピペン」っていう自分で注射できるエピネフリン製剤が売られてるみたいだから次からそれを持参しようかしら。

抗ヒスタミン剤は即効性がなくて危ないときは間に合わないんだって。

ヒー!

しかもさ、マーレから成田まではコロンボとバンコクの乗り継ぎでしょう、クタクタになりながら空港のトイレなんかで鏡を見ると、中村獅童が写ってんの!

もうビーックリ!

なに?あたしと獅童は骨格同じだったの?…ってことはあたし美空ひばりの息子にもちょっと似てるってこと!?

ねえ、こんなあたしでいいの!?勘ちゃーーーん!!!

(誰か悪夢と言って)

いやあ、アナフィラキシー怖い。

結婚式の後でよかったけどヤバイ(笑)。

常にネガティブ・シンキングを誇るあたしは、震災のときに結婚式なんかやった罰かと思いました。いや、本当に。

みなさんも見知らぬ土地でのアレルギーには気をつけてくださいね。

さあ、やっと旅行記も書き終わって日本上陸(?)です。

明日は感想を書いて終わりにしようかと思います。

日本ではまだ余震の続く地域があります。土砂崩れや津波、家屋の倒壊には十分に注意して生活してくださいね。

東北、関東のみなさん、案じています。

ではよい夜を。おやすみなさい。

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2011年4月19日 (火)

モルディブ5日目!再びダイビング!

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この日は朝5時起きでゲーム・フィッシングに行ってきました。

釣りツアーは他にもあって勘ちゃん達は参加していたんだけど、このゲーム・フィッシングってやつは船を貸し切って大物を狙う目的のツアーで、釣り好きの勘ちゃんはこれにも参加したいと。

しょうがないので私も早起きすることに。

あたしは北海道にいたときに友達と鮭釣りに行ったんだけど、その時その彼が釣れた鮭を石ころでがんがん殺していたのをとても鮮明に覚えていて…なのであまり釣りにいいイメージは持っていません。

なので渋々です(笑)

真っ暗な中、大きな竿を渡されて、ひたすら走るボートに乗り続けます。

勘ちゃんとも遠いしエンジン音がうるさいので話という話をすることなく2時間。

モルディブ人の持っていた糸(竿はないの、ただの糸)にとうとう魚が引っかかりました。

勘ちゃんが呼ばれ、ひきあげると3kgくらいの魚が!

「ヘイ、ツナ!ツナ!」

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…ツナだそうです。

そしてツナをバケツに入れて…もうひとつのバケツに水を汲んできたから、釣りをしない日本人のあたしはモチロンその水をかけてあげるんだろうと思ったんだけど、ナントそのままバケツを重ねて圧死させちゃってんの!

「これを夕食に出してあげるからね!」…って、、、。

「さ、サンキュー…」

食べ切れませんよね~。まあ、釣りとはそんな過酷なスポーツなんでしょう。

自分達のリールを巻いてみたら、勘ちゃんの竿にはかわいそうなことにビニールが引っかかっていました。

勘ちゃんはしきりに「なんか重たいけど引きがないから一旦巻きたい」って行っていたんだけど、モルディブ人達には通じず「ノー!ノー!」って言われて巻けなかったんだよね。

かわいそうな勘ちゃん…。

ま、運ですよ!気にしない気にしない!(笑)

その後は大好きなパンケーキの朝ごはん。ここの食事にはすっかり飽きていた私ですが、朝ごはんのときのパンケーキは毎日食べても美味しいんですよね~!バターと蜂蜜で食べるのが大好きでした。

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そうそう、あたしはドレスを日本で買っていったんだけど、シンプルな7号~5号のドレスってなかなか見つからなかった。

だからもし見つかんなかったらふつうのワンピースで式を挙げようと思ってて、そのワンピももったいないから持って行っていました。

今日はそれを来てまた結婚写真を撮りました。パシャパシャ。

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この島ではヤドカリまで白くて、ヤドカリの貝も、もうすっごいかわいいの。

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人見知りしないんだよねー。カワユス。

午後からはもう一度勘ちゃんと一緒に体験ダイビング。今度はボートで行きました。

潮の流れはわりと速かったのですが、今回はシノさんがついていてくれたので安心でした。勘ちゃんはまたもプカプカ浮いちゃっていたので、シノさんにシッカリ捕まれていましたよ~(笑)

このポイントは小物を見るのに最適なポイント、って説明があったけれど、確かに小さな魚の群れが沢山沢山いました。でっかいニモも小さいニモも、うつぼカップルもナントカスズメダイも、なんだか怖そうなトゲトゲの魚(カサゴ?)もいました。

そしてまたブルブル震えながら船で帰ってくる学習しないニホンジン…┐(´-`)┌

今夜はモルディブ最後の夜です。

なのでモハメドさんがロマンティック・ディナーをセッティングしてくれました。

波の音、キャンドルの光、優しい潮風…。

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モハメドさん…ありがとうね。

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ああ、モルディブ旅行も明日で最後かー。寂しいなあ。楽しかったなあ。でも食事はそろそろ違うの食べたいなあ…。

そんな思いで夜は深まって行きました。

是非またここに来たい。またシノさんに会いたいし、モハメドさんに会いたいなあ、そんなちょっとセンチメンタルな気分になった夜でした。

次の日、想像を絶することが起ころうとは…このときは全く気がつかなかったのです!!!

アハハ!

続きはまた明日!

おやすみなさい。

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2011年4月16日 (土)

モルディブ4日目!シュノーケリング!

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この日は朝からシュノーケリング・ツアーに参加しました。

船で30分くらいのところに連れて行かれて、「さあ!降りろ!」って感じで次々降ろされます。

とは言え自分で飛び込むんだけどね。

ポイントは珊瑚礁の浅瀬がメインなんだけど、体験ダイビングのときみたいなドロップアウトの淵を泳いで行きます。

ここでも自前のフィンを履いたスーパー外人夫妻がいて、飛び込むや否やどんどん泳いでいってしまいました。

モルディブ人の船長(?)に

「ほら、日本人たちも続け!…あ、泳げるのか?」と聞かれ、

「そんな上手じゃないけどまあまあかな」って答えたら「じゃあ行け」と。

よく分からないままスーパー外人夫妻に続きました。

海の中は本当に綺麗で…シュノーケリングだと浅いので色彩も美しいですよね。

珊瑚にも硬そうなのや柔らかそうなのや沢山あるんだな~と感動しました。

そしてお魚の群れが次々と!

黒いのや黄色いのや赤いのや青いのや…。

天国かと思いました。

スーパー夫妻は人魚のように潜っては写真を撮ったりしていて、勘ちゃんやツクル君もそれに習ってドロップアウトからの潜水を楽しんでいました。

でもあたしはちょっとマスクが曇っちゃって、仕方がないので立ち泳ぎして曇りを取っていたんだけれど、顔を上げてビックリ!

船が超ちっちゃいの!

しかも誰もうちらの後ろにいないの!

ギャヒン!Σ(゚□゚(゚□゚*)

あたしはこのドロップアウト沿いをスーパー夫妻に着いて行けばそこで船が先回りして待っててくれてるもんだとばかり思っていたのに、船全然移動してないし。

しかも船の周りにはオレンジ色のライフジャケットを着てパシャパシャ遊ぶ通常外人たちの姿が!!!

ライフジャケットとかあるのかよ!?

あたし的には船が迎えに来ると思ってすっかり油断して泳いでいたのでわりとクタクタだったので、その光景は本当にショッキングでした。

あたしもライフジャケット借りて船の周りでパシャパシャしたかったよ…。

とにかくもう船があんまりにも小さいので疲れないうちに、と思って戻りました。

戻るとそこはなんと安心感のある場所かと。

一旦船に上がったらもう疲れがどっときてもう一度泳ぐ気にはなれませんでしたよ。

そしてスーパー外人夫妻がどんだけ遠くまで行っちゃってたのか、見てみて唖然としました。

もう先導しないで欲しいよね~。

そして勘ちゃんやツクル君も不安になるほど遠くにいるの(lll゚Д゚)

ラッシュガードではなく無印の長袖で泳いでいたツクル君もだんだん疲れてきたらしく後から乗船してきました。

そしてここでも勘ちゃんは…もう時間だと言われているのに聞こえていません。

船長「あの日本人を呼んでくれ」

ミキ「勘ちゃーん!終わりだよ!上がれ、だって」

聞こえません。

ミキ「勘ちゃん!こら!勘!勘って!おーわーりー!」

船長「カーン!カン!フィニーッシュ!」

外人たちも勘ちゃんが顔を上げるのを固唾を呑んで待っています。

ミキ「勘ちゃーん」

船長「カーン!カーン!」

…大分叫んだところでやっと顔を上げた勘ちゃん。

悪びれもせず「綺麗やったね!」、だって。

うん、そういうところがいいところだよね…。

その後スーパー夫妻はいるかのようにシャシャーッと泳いで乗船しました。

いやあ、すごいね。どんな訓練してるんだろうね、忍者並ですよ。

対照的に…昨日の教訓も生かせずにブルブル震えて船に乗る日本人達…(笑)

アハハ。

それからまたみんなでご飯を食べました。

みんなは今日の夕方のフェリーで空港に行きますから、これが最後の食事です。

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でも夕方まではたっぷり時間がありますから、お散歩しながらゆっくりと過ぎる時間を楽しみました。

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ここは本当に小さな小さな島なのに、飽きるとか暇をもてあますってことが全然ない、美しい島でした。

…途中、トカゲ君を見つけて近づいて行ったらなんとトッコの腕にピョン!

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みき&えもん君「動くな!動くなよ!」

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↓「おっと、俺のところにも来いよ」

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…彼はいつもマイペースですね。

そうそう、彼はシュノーケリングで水泳パンツのポケットに部屋の鍵を入れててなくしちゃって、120ドル取られてました(笑)

アハハ。

なんとも愉快な仲間達。心から大好きです。ギューッ!ギュギューッ!

彼らが帰ってしまって、勘ちゃんと2人で夜ご飯を食べたのですが、勘ちゃんは「寂しかね、物足りんね」って何度も言っていました。

ホント、みんなで囲んだ食卓は、各々気ままに食べて喋って、社会人じゃないみたいにダラダラとしていたのに…いや、それだからいなくなるとあんなにポッカリしちゃったのかな~。ホント、寂しい夜でした(新婚旅行だろ!)。

部屋では勘ちゃんと2人っきりなんだから、部屋から出たら友達がいたほうが…やっぱりいいよな~。

ともかく、みんながいてくれて幸せでした。どうもありがとう。

お母さん、K平、さっこ、今回は一緒に来れなかったけれど、また是非一緒に行こうね。余震には十分気をつけてね。

では明日は5日目について書こうと思います。

みなさん、とにかく注意深い生活をしてくださいね。

案じています。

では、おやすみなさい。

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2011年4月14日 (木)

モルディブ3日目。マンタ!

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モルディブと言えば海!

海と言えばスキューバ!

…ってことで、早速この日はダイビングをすることにしました。

私達以外の3人は昨日のうちに体験ダイブを済ませて急に開けるドロップアウトから落ちそうな感触を味わったり、サメを見たり楽しんだようなので、私たちも朝からチャレンジ!

このメンバーではツクル君と私がライセンスを持っているんだけど、ツクル君もあたしも(大抵一緒に潜っているので)経験値が浅い。今まで何本潜ったかと聞かれても、最後がいつだったかと聞かれても即答できない有様なのです。

なのでツクル君もあたしも本来ならば「リフレッシュコース」から入るはずなんだけど、そのコースはやや高価だったので「体験ダイビング」で機材の設置方法とかをやり直すことにしたのです。

で、彼は昨日済ませてて、わたしは今日ってわけ。

もう久しぶりのダイブに胸がときめくやら機材のセッティングが不安やら、複雑な心境でした(笑)

インストラクターはナント安心の日本人!シノさんでした。

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彼女はこの小さな島にインストラクターをしながら暮らしています。サバサバとしていてとってもフレンドリーな女性です。

この日、勘ちゃんは人生初のダイビングで、懇切丁寧に教えてもらっていたのですが、それを聞きながらあたしもフムフム。

…なるほど、マスククリアは上を向きながら鼻から息を出すのね…。フムフム。。。

そんなこんなでいざ機材セッティングの時、カードとログブックを預けたんだけれど、それを見たシノさんが予想通りビックリしちゃって恥ずかしかった~。

そうなの、あたしはCカードだけじゃなく、無駄に「アドバンスライセンス」を持っているのです。

「えっ!アドバンスなのにこんな分かんないの!?マジ!?」

…と、直球の感想を述べるシノさん。

トホホです。

まあ、でも分からないものは分かりませんからね、ここは開き直って教えてもらい、いざ、海へ!!!

今回はビーチからのスタートです。

海なので画像がないのが残念ですが、みなさんの想像通りの美しい海でした。

モルディブはさんご礁の島々です。ですからその島から少し外れると、急に深くなる場所があります。そこは坂になっていて沢山の珊瑚や魚たちがヒラヒラと竜宮場のように展開しているのです。

勘ちゃんは中間浮力が取れなくて常に浮いてしまいがちでシノさんに捕まえられながら泳いでいました(笑)

私たちもサメを見ることができました。

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↑コテージの近くにも小さなサメが沢山いるんだけれど、深いところのサメはやっぱりちょっと大きいんだね。でも怖くないんだって。

ダイビングが終わると勘ちゃんは大興奮!

「綺麗やったね!またやりたいね!」、そんなことばっかり言っていました。

その後また5人でランチを食べて、午後から私はダイビング第2弾!

憧れのファンダイブです!!!

いや~、ちょっとハードだなとは思ったけれど、バディーのツクル君が明日帰ってしまうので、もうチャンスは今日しかないのです。

ファンダイブはボートで30分くらい行ったところなんだけれど、今回は頼みの綱のシノさんが同行できず、不安なジャパニーズ・イングリッシュでのスタートでした。

ボートの中は欧米人ばかり。

しかもウェットスーツ&機材は自前のようです。もうね、フィンがでっかくて先が割れちゃってんの。

ツクル「おい、フルレンタルなの俺達だけだぞ」

みき「うん…しかもバディーがツクルってのがまた不安だよ。あたしの酸素出なくなったらちゃんとくれる?できるの?」

ツクル「自分のことは自分でやっててくれよ」

みき「いや、おい!万が一のためのバディーだろ!」

スキューバってのは必ず誰かとペアでやることになっていて、その相手をバディーと呼ぶんですね。あたしの周りはあんまりライセンス保持者がいないので、いつもツクル君がバディーなんですが一度も助け合ったことはありません。いや、いいことなんだけど。

ともかく場違いな半そでスーツを着せられた日本人2人はスーパー外人たちの真似をしようと悪戦苦闘(笑)

ヒーヒーです。

しかもボートからは立った状態で飛び降りろと。

あたしは「座ってゴロン」しかやったことがないのでそれはそれでドキドキ。

ヒーーー!と言いながらやっと飛び込むと、間髪いれずに中国人インストラクターのヤンさんが「潜れ」のサイン。

落ち着かせてくれ、と思いつつももう水面にスーパー外人たちの姿はありません。仕方なく私もツクル君も潜水開始。

いやあ、潜るもぐる。

体験ダイビングとは海の色が違います(深いからね)。

スーパー外人たちには数人に1人のガイドなんだけど、経験値を考慮してくれたのか私達には2人に1人のガイド。安心です。

ツクル君は勇敢にもスーパー外人に着いて行こうと奮闘してヤンさんに「こっち見てろ!」と怒りのサインを何度も出されていました(笑)

いいポイントだったんでしょうね、ナポレオンやら(多分アオウミ)亀やら巨大なマンタやらウジャウジャいました。

何か他にもいろいろいたけど深い海はちょっと寒くて、やや気もそぞろになっちゃいました。

やっぱり今回凄かったのはマンタでしょうか。3~5匹の群れを3回くらい見ました。

ほら深いから遠くまで光が届かないじゃない?急に視界に現れるわけ。

ビックリですよ。だってでかいし、向かってくるし、ちょっと怖い。

スーパー外人たちはそういう法則でもあるのか、マンタが現れるとその辺の珊瑚にちょこんと捕まってじっとして写真を撮ったりしているんだけれど、ただ1人、われらがツクル隊長だけはガイドの制止も振り切って(見てないんだね)マンタのほうへ泳いでいっててビックリ!

スーパー外人のカメラにもバッチリ写っていることでしょう。まあ、マンタの大きさを測る基準になるからいいかもね(笑)

このときあたしは潮の流れで太ももが珊瑚か何かに当たっちゃって、刺されたのかともかく違和感がありました。

その後カメがヤンさんのスーツを齧ってきたり、とってもフレンドリーだったんだけど、そうなるとヤンさんは私達そっちのけで亀と戯れちゃっていました。

おかげでスーパー外人たちはどっかに行っちゃって、私達3人だけのダイブになりました。

もう寒いし太腿がピリピリするし、気のそぞろっぷりもMAXに近かったんだけど、そこに暗闇から巨大なマンタ達が現れました。

このダイブ最大の群れで、ヤンさんも興奮したのか「お前達はここで待ってろ」ってサインを残してマンタ達の方へ泳いで行っちゃった!

そして当然のようにサインを無視したツクルも後に続いて行っちゃった!

「おい!バディー!インストラクター!あたしゃ寒いよ!」

という声はモチロン届かず、しばし珊瑚にしがみついて待つことに。

しばらくすると2人は戻ってきて、酸素の残圧も少なくなったので浮上することになりました。

船の上では、インストラクター仲間にマンタの群れについて興奮気味に話すヤンさんを尻目に着替えを持っていないやせっぽっちの日本人達はブルッブルに震えてタオルに包まっていました(笑)

気温は30度以上だったはずだけど、海から上がって潮風に吹かれていると非常に寒かったですね~。

でもマンタは神秘的だった。

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(これは多分エイですね。これでもわりとでかかったですよ。横幅1.5メートルくらいかな)

後で聞いたらマンタってプランクトンを食べるんだって。だから怖くないんだね。でもヤンさんが5メートルくらいって言っていたから普通(3メートル)のよりもでっかかったみたいだし、…やっぱり近すぎるのは怖いよね~。

もちろん、モルディブを選んだのはマンタが見たかったからだから嬉しいんだけどね。

その後あたしの太腿は夏ミカンの皮みたいに肥厚して後に酷いことになっちゃうわけですが、それはまた今度書きます。

この日はダイビング三昧だったのでとってもくたびれてすぐに寝てしまいました。

明日はみんなが帰ってしまいます。

みんな、来てくれてありがとう。とても嬉しかったし、楽しかったよ!

では明日のことはまた明日。

みんな…友達だけじゃなくて、日本中のみんなが平和に、安全に明日を迎えられますように。

おやすみなさい。

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2011年4月11日 (月)

モルディブ2日目。挙式!

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みなさん、ご無沙汰してます。

大きな余震があったり仕事で遠くの農場に行ったり会社のお花見があったりでちっとも更新できませんでした。

決してもったいぶっていたわけではないのです。

今日は福島や茨城で大きな地震があったようです。風森さん、大丈夫ですか?

どうか注意深い生活をお送りくださいね。

さて、今日は少しずつ書き溜めていた挙式の報告をしてしまおうと思います。画像も縮小ソフトで綺麗にアップできるようになりました。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

挙式当日。

みんなで朝ごはんを食べたあと、トッコ、えもんくん、ツクルくんはスキューバに行きました。

あたしたちはちょっとシュノーケリングして、それからスパへ!

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ここのリゾートにはココナツ・スパがあって、セレブな欧米人たちはみんな日焼けした肌をここで整えてもらったりしています。

整体ならともかくエステには縁のない2人ですから、トッコ曰く「日本の1.2倍」の価格のスパなんて自分達の発案では行くこともなかったと思います。

これはモルディブでの挙式に含まれていたのですね。

ここでは全身のオイルマッサージと顔のマッサージ、キュウリか何かの非常に冷たいパックを受けました。気持ちよかったけれどあの冷たいパックで急に目が覚めたような、そんな感じです(笑)

そのあとはオイルを流すために花びらが散らされたバスタブへ!

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なんてロマンティックなんでしょう!逆光ですが伝わるでしょうか?

でも日本人である私達は、この泡を体につけたまま拭くといったことが出来ませんでしたので、出るときは非常に面倒くさかったです。

ジュリアロバーツだったらそのままバスローブ着ちゃうんだろうけどね。

スパのあとはまたみんなでお昼ご飯を食べて、ドロップオフの様子とかサメを見たとかいう話を聞きながらのんびり。

そして夕方の挙式に向けて、いよいよ準備に入ります。…って言っても勘ちゃんはなにも準備なんてないのでまた潜ったりしていたようです。

わたしは挙式会社のさきさんにメイクしてもらったり髪の毛を巻いてもらったり。

さきさんの手はしっとりとしていて、とても気持ちが良かったです。

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外からは太鼓の音が…。

迎えに来てくれたのです!

桟橋を渡ってビーチへ向かいます。

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後ろに見える水上コテージに泊まっていたんだけれど、式場のビーチまで太鼓が迎えに来てくれたのです。

スパの女の子達やウエイターさんも出てきてお祝いしてくれました。

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会場はこの島のビーチ。

本当は小さな無人島に行こうかと言われていたんだけれど、「会場の準備が出来ていない」ってことで結局この島ですることに。

でもね、ビーチバレーしていた欧米人達も口笛吹きながら混ざってくれてにぎやかだったのでこの島で良かったと思います。

写真撮ってる欧米人を見ながら「あの人たちは帰国した後『何でこんなの撮ったっちゃろかい』ち思うやろね」 と勘ちゃん。

うん、たしかにそうかもね(笑)

式はものの5分です。神父さん(モルディブ人なので多分イスラム教)の唱える言葉は英語なので7割くらいしか理解できなかったけれど、すごく優しくて思いやりのある言葉でグッときました。

それから神父さんの後に続いてカタカナ英語で誓いを言って、指輪の交換をして、そして欧米人たちにはやされながらキスをして、それから結婚証明書みたいなものにサインするんだけど、勘ちゃん、あたし…と署名したら、神父さんやウエイターさんも次々サインし始めちゃった(笑)

↓ウエイターのモハメドさん。立会人になってくれたんだよね。どうもありがとう。

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異形な感じでしたが、いい思い出です。

さてそれからシャンパンを開けたりケーキを食べたり。

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モルディブって暑いからケーキは全部バタークリームなんだよね。いつも食事のときは5種類くらいの沢山のケーキがあって、わりと驚いちゃう甘さだったんだけど、ウエディングケーキはもう何を象徴しているんだか、とーっても甘い仕上がりでした。

みんなさすがにこの場じゃ残せないと思ったらしくヒーヒー言いながら食べてました(笑)

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その後はウエディングフォトを撮ってもらったんだけど、勘ちゃん41歳、あたし30歳。なかなかここにはアップできないようなポーズを要求されてちょっと気恥ずかしかったです。

ツクルくんはここでも静かに笑っていましたが、付き合いの長いあたしには何て思っているか丸分かりで、何も言われていないのに「いいじゃんよ!結婚式なんだから!」なんて言いたくなりました。アハハ。

この後は浜辺にテーブルを用意してもらって、みんなでロブスターディナー。

お花の飾りもキャンドルもすごく豪華だったけれど、暗くてロブスターがちょっと分かんなかったですな(笑)。まあ、雰囲気、雰囲気!

そうそう、勘ちゃんってさ、例えばちっちゃいマンタ見つけたときとか、「日南にもおるよ、釣ることもある」(←それはエイね)とか、このロブスターのときも「青島の伊勢えびの味噌汁はうまいがね」とかそういうことを言うわけ。星空が綺麗で東京組が感動してるってのに「家の庭のほうが綺麗に見えるよ」(←本当)とか。

もう!…って思うけど、でも宮崎って…もとい日本って、モルディブに負けないくらい素晴らしいところなんだなと思いました。 

部屋に帰るとロマンティック・ベッドメイキングが施してあってビックリ!

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例によってお花を捨てられない私達はちょっと困って、集めてフルーツバスケットの中に入れました。結婚式の道に敷いてあったお花も踏むのはちょっと抵抗ありますよね?摘むのすら気がとがめるのに…。

そういう意味では非常に贅沢だったと思います。

感想。

素晴らしい1日でした。トッコやえもんくん、ツクルくんが来てくれて本当に本当に良かった。あたしのいいところも悪いところも、なかなか癒えない傷もみんな知ってて支えてくれる人たちだから、その人たちの前で前進を誓えて本当に嬉しく思います。

それに2人っきりだったら超寂しくて味気なかったと思う。お母さんやさっこも来れたら一番良かったのにな、と思います。

そして挙式会社のさきさんを始めモハメドさん達も、すごく祝福してくれて素晴らしい場を作ってくださって…ありがとうございました。

こんな天国みたいな島で、大好きな友人に囲まれて、勘ちゃんと手を繋いで…幸せだなあという想いがじんわり胸の中から広がっていくような夜でした。

まだまだ未熟な私達ですが、お互い尊敬し支えあって、笑顔の絶えない家庭を築いていきたいと思います。

式に呼べなかった友人方には挨拶状を出す予定ですが、この場でだけお世話になっているみなさんにはこの場を借りてご挨拶させて頂きたいと思います。

沢山のお祝いのお言葉をありがとうございます。大切に胸に抱いていきます。

今後ともどうか私共を温かく見守っていただけると幸いです。

それでは、みなさんにいい夜が訪れますように。

おやすみなさい。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

今地震に怯えて過ごされている方達が、きちんと休める日が早く来ますように。

おやすみなさい。

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2011年4月 6日 (水)

モルディブ1日目。

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1日目、って言うか…。

まず、私達は20日に東京に行って1泊したんだけれど、21日の13時くらいの便が18時まで遅れて、21日中にはモルディブに着くことが出来ませんでした。

なんでも福島原発の影響でスチュワーデスさんが成田泊ではなくバンコク泊することになったからだそうで、直行便のはずがバンコク→コロンボ→マーレってトランジットが入っちゃって、18時35分成田発、マーレ7時45分着なフライトになりました。

マーレに7時45分ってことは日本時間の12時近くなわけで、17時間も(!!!!!!)かかったんですね。

お尻がすっっっごい痛かったー。写真はハネムーン特典でもらったケーキ。

機内食も3回か4回くらい食べました。

ともかく、到着したのは日が変わって22日。

成田で合流していたトッコたちと久々の再会(笑)。ほんと飛行機長かったねー。

キラキラした朝でした。

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そこからスピードボートで25分。トラギリアイランドに向かいます。

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↑ここ。水上コテージが見えています。一周7分の、ほんの小さな島です。

ウェルカムドリンクをもらって、コテージに荷物を運んでもらって、どんな絵の具にもないような素敵な色の海を眺めました。

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このコテージ、決して豪華なものではないけれど、とても清潔で特別な感じがしました。部屋はどこの部屋も(多分)一緒で、スイートとかはないんだと思う。並びにはきちんとカーブがついているので他の部屋から見られることもないし、どの部屋でも素敵な時間が過ごせるんだと思います。

先にモルディブに来ていたツクル君はビーチコテージに泊まっていたんだけれど、そこも清潔で素敵なところでした。欧米の中高年の方達はここで長期滞在してるっぽかったです。確かに水上コテージは波が強いと揺れたりするのでビーチのほうが静かなのかも。

私は水上コテージだったので部屋から早速シュノーケリング。これはゴマモンガラってお魚です。転がってる珊瑚のかけらを咥えたり出したりしていました。

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このとき初日にして水中デジカメが壊れてしまいましたが、幸い撮ることはできるようなので、その後もなんとか活躍してもらいました。

本来ならこの日が挙式の予定だったのですが飛行機の遅れのため次の日に持ち越しに。この日はドルフィンツアーに行きました。

カメラが壊れていたので写真はなし。

とは言え、写真を撮るほど近くにイルカ達が来てくれるわけではなく、むしろ「イルカ追廻しツアー」って感じで、いろんなリゾートのセレブたちがこぞってクルーザーをぶっ飛ばしながらイルカを追いかける構図でした。ぶっちゃけ熊本の天草に行ったほうがフレンドリーな野生イルカと触れ合うことはできます…。アハハ。

夜はみんなで一緒にご飯を食べました。目新しいメニューに食欲が沸いて沢山食べました。

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これはハネムーン特典でお花が飾られたベッドですが、ディナーの後にはちゃんと片付けられていました。

お花を捨てるのも気がとがめるのでそれは良かったです。他にハネムーン特典でフルーツバスケットがあったけど洋ナシとかりんごとか見たことないようなフルーツとか、皮を剥かなきゃ食べられないものがほとんどだったのでバナナくらいしか食べませんでした。

ケリーなら全部食べたんだろうけどね。

(カメラは勘ちゃんの小さいほうのデジカメを借りて復活しています)

この日はすっごい疲れていたので夜は即効寝てしまいました。

この日一番言った言葉は「夢のようなところだね」。

本当に、キレイで、静かで、太陽も暑いんだけど攻撃的ではなくて、日陰に入れば小鳥がさえずって…夢のような島でした。

明日は結婚式の模様をアップします。…1MBじゃアップできる写真がほとんどないのが残念なんだけれど。

それではまた明日。

みんなに、いい明日が来ますように。 

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2010年4月 5日 (月)

最後の夜。

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いやあ、今回の旅はマッサージ受けまくりでした。

あたしもマッサージは大好きなんだけれど、ここまで徹底して受けたことは今までなかったように思います。

カンボジアでは大体1時間5ドル。次の日も行けば4ドルにしてくれます。

で、バンコクでは180バーツから360バーツくらいまで幅があるけど、それでも600円から1200円くらいだから、ものすごく安いってことになる。

お母さんは「疲れが取れて楽になる反面、いちいち申し訳ない気持ちになる」って言ってて、あたしもそれは良く分かる気がした。やっぱり年長者に足を揉ませるってのは気が引けるし、何て言うか、格差をあからさまにしたような感がなくはないからである。

日本人の感覚で言うと、年長者に対してはこっちこそねぎらいのマッサージをするべきじゃないか…って感じがしてしまうんだよね。

後に飛行機で会ったタイの青年、チェさんによると、マッサージ師のお給料は月に6000バーツほどだそう。日本円にして18000円。だけどマッサージ師はチップがもらえるからそんなに分が悪いわけでもないらしい。

それに物価が安いから十分に暮らしていけるそうだし、きっと教師とか獣医とかの給料も物価に合わせたものだからそれなりなんだって思う。…でも象使いは5000円くらいだったような気がする。 これはサスガに「安い」らしい。

あたしは去年タイマッサージのVCDってのを買ったんだけど、日本じゃ見れないのね。VCDって。結局DVDに焼きなおすのに5000円くらいかかっちゃって、あれはちょっと悔しかったなあ。今回マッサージを受けてまたチャレンジしてみたい気持ちになりました。

さて、最終日の夜はかの有名な「ソンブーン・シーフード」でプーパッポンカリーを食べました。

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ここでもスイカシェイクは外せません。

この皿は一番小さいサイズなんだけど、2人で食べても多いほど。美味しいんだけれど脂もすごくて、他にもお料理を頼んだんだけれどちょっと食べ切れなかった。

ここに来る時、ボラれてると知りつつも疲れたのでトゥクトゥクに乗ってきた。で、帰りも迎えに来てねって言ってたんだけど、待てど暮らせど彼はnever shows.

ここにきて待ちぼうけのイープン親子(笑)。

結局タクシーを拾って「愛しちゃってバカみたいだわよ」なんてニューハーフショーの受け売りをしながら帰ってきました。ホントバカみたい。

だけど武田哲也が歌ってるように「騙すよりも騙されたほうがいい」ってね。

そんなお人好しでいいじゃないですか!

さて、帰りの便は朝の7時頃だったので、あたし達は4時にはホテルを出ることに。

…ってことは3時起き!?

Yes,it was!

3時起きでした。格安航空券ってそういうところがね、ネックだわよね。

しかも昨日約束してたタクシーの運転手さんは来てないし。まあ、その友達が安くしてくれたからいいんだけど。

でも…愛しちゃってバカみたい…だよね!?

早朝のだるい体を引きずって、早めに着いた空港でパスポートチェックを受けていると、隣のレーンがなんだかおかしい。

なんだろう?明らかに旅行者ではない列があって、すごく貧しそうな親子が数組、並んでる。しかもパスポートは持っていないようで子供もすごくおりこうに、つまりおとなしく一列に並んでる。大人も子供も、みんな小学校の上履きみたいなおんなじズックを履いて、「international organization immiglation」って書かれた袋を持ってる。汚れたリュックサック背負って。

あたしは彼らはきっと何か困ってる人達で、どこかの団体が助けてあげてるんだと思った。青いポロシャツ着てネームプレートをかけたスタッフみたいな人が出国を手伝ってあげてるように見えたからだ。

だけど機内でタイ人青年、チェさんに聞いてみたら「僕は見ていないので分からないけれど、きっと強制送還じゃないかな。よくありますよ」って言ってた。

そうか、だから全然嬉しそうじゃなかったんだな…。

ミャンマーとかラオスとかカンボジアとか、貧しい国から大都会バンコクに出稼ぎに来て、だけど返されてしまう人達。バンコクは工場がたくさんあるし、低賃金で働いてくれる周辺諸国の人達を雇う人もたくさんいるんだって。

あたしは、こどもにニット帽を被せてあげてるあのお母さんや、兄弟姉妹がキチンと列に並んでいる様子を思い出すと、ホント、胸がギュッとする。

学校には行ってないのかな。

貧困って、連鎖するよね。日本でもそう。だけど日本よりも徹底的にそのチャンスを奪われてしまってて、教育を受けるようになるまでに困難を伴っている。そんな風に感じた。

貧困ってさ、あたしが例えば10万円渡したところで解決しないんだ。

そこにいる人達が自立しないと、何の解決にもならない。その為には教育が不可欠で、それから給食だったり、食べ物の支援が必要だ。

あたしはささやかな寄付をしてるけど、間に入ってる団体についてはお金の使い道をよく調べるし、直接何かを渡す場合もお金を渡すことってほとんどない。何かを買って、例えば鉛筆とかパンとか、そういうのをあげることにしてる。

そういうのがいいのかは分からないけれど。あたしなりに考えて、そういうふうにしてる。

だけどあの列に並んでいた何組かの親子には、所持金を全部あげてしまいたいような気持ちにすらなった。だって、家があるのかな?明日食べるものはあるのかな?病気になったらどうするの?新しい洋服も、携帯電話も、そんなのがあふれる街で暮らしてるのに何一つ手にしていない人達。子供達。

やっぱり子供の教育に支援は必要だなって思った。

せめてこの目で見た部分だけでも、何かに生かしていかなくちゃ。お金を貯めて、分け合いたいと思う。

さて、そんなディープなことを考えつつ、一方では母との旅行の終盤を惜しんでいた私。

お母さんは昨夜のソンブーンの脂にやられて胃もたれ全開になっちゃっていた(笑)

あたしは「アジア大冒険を語りたがり君」を発見し、「いるいる!こういう人!」って思って一人楽しんでいた(笑)

パスポートチェックの後は免税店がズラリと並ぶわけだけど、あたしもお母さんもそんなものには目もくれず、ひたすらタイの香りを名残惜しんでいた。

と、そこでまたエキセントリックなタイの香り、発見!

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…なんだと思います?

熟したマンゴーともち米に甘いココナツミルクをかけたデザート!

日本人には受け入れがたいこのスイーツだけど、去年リリーのお家でもデザートに出たよ!と言うと、我らが母ちゃん果敢に挑戦!

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お味はグー!…だそうです♪

あたしはまたスイカシェイク。

マンゴーとかメロンとかパイナップルとか、消化酵素を含んだ果物ってあたしは苦手なのです。

でもココナツともち米は最高に合うから、まあ、美味しいでしょうね。

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